甘いものと対比させると、酒の悪質がいっそう際立つよねという話。

酒やめて、1520日。

甘いもの断ちをして一カ月半ほどになりますが……

酒を飲んでいた時代からですけれども、酒をやめてからもずっと高脂血症(悪玉コレステロール値)が改善せず、大リーグボール2号が水に弱いのと同じように、高脂血症をはじめとした動脈硬化リスクのある人はコロナに弱い、ということで病院に行ってきました。

消える魔球・大リーグボール2号。「消える」理由がきちんと科学的に説明されている点が画期的です。東野圭吾先生は「完璧なトリック」と賞賛しており、この消える魔球の存在が江戸川乱歩賞応募作である『魔球』を書くきっかけになったとか。

そこで薬をもらうと同時に栄養指導を受け、それから一カ月半ばかり甘いもの断ちをしてきました。

で、ときどき、狂おしいほど甘いものが食べたくなる時があります。脳が甘いものくれえええと言ってくるのですね。そうでなければ俺は働かんぞ、と。この辺のところは、酒に対する要求と非常によく似ていて驚くほどです。

でもたとえ脳がそう言ってきても、肝臓が健康でさえあれば糖を体内で生成できるので、とくに経口摂取しなくても良いそうです(低血糖でほんとにやばい場合は除く)。この辺の、実は必要ないのに「必要だ!」と錯覚させるところも糖と酒は似ていますよね。

でも甘いものの場合、まあ普通に我慢できます。断酒している=酒を我慢することが上手くいっているという、ある種の成功体験もそのベースにあるのでしょうけれども、ただ当然ですが、甘いものを我慢するのは酒を我慢するより一億倍ラクです。

もちろん甘いものは酒と違って時々は摂取しても構わないし、私にしたところでいただいた時などは仕方なく(?)食べたりもします。もちろんそれが、スリップのきっかけになったりもしません。

ただし脳が糖をくれえええと強く言ってきたときだけは、意識してその要求を却下するようにしています。それは、繰り返しますけど酒に対する要求ととても似ていて、本能的に怖いからです。

甘味摂取の、断酒一里塚としての能力の高さは異常

さて私の場合、断酒をするにあたってかなり甘いものに頼ってきましたが、もしこれで甘いもの断ちが半年なりの期間続けられれば、断酒プログラム自体も一応完了……ということになるような気もしています。まあ油断しちゃいかんですが。

つまり甘いものの(過剰)摂取を「一里塚」として酒をやめ、その一里塚を克服する段階に差し掛かったことになり、これはこれで感慨深いものがあります。

甘いもの断ちをして二カ月も経ってないというのに、文字通り甘いことを言っているようですが、そんな短期間でも「できる」というある程度の確信を得ています。この辺の感覚はもう、酒に対するものとまったく違います。

逆に言えば、酒はそれだけ悪質なのですよ。本当に人間の魂を奪います。脳の回路を変えます。甘いものもそうした面もあるし、「似ている」点はこれまで書き連ねてきた通りですが、その性質が、酒に比べると一億倍穏やかといったところでしょうか。

その一方で、甘いものの飲酒抑止力は非常に優秀、つまり「一里塚」としての甘味摂取は実効性が高いのです。毒をもって毒を制するわけですね。そしてふたつの「毒」を比べると、どんだけ酒というものがやばくて危険であるかがマジ実感できます。

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