「アル中→断酒er」は、酒以外の生活がミニマムになっているので酒さえやめれば最強である説。

酒やめて、2290日

節約に追いつく貧乏なしを実感しています

私が愛読しているブログ「30歳1000万円でリタイア」に文化学院の学祖である西村伊作先生の言葉が紹介されていました。

かせぎに追いつく貧乏はある

倹約に追いつく貧乏はない

いやこれねー、もうほんとよくわかるんですよ。「稼ぐに追いつく貧乏なし」とはよく言いますが嘘だというのですね。私とて稼いでいた時期もありましたが、確かにそういう実感はまるでなかったのです。稼げば稼ぐほど金が必要だあーになっていたと思います。

むろん贅沢になるということもありますが、そもそも税制や社会保障費などは稼げば稼ぐほど追っかけてくるようになっていますしね。

でもってミクさんも指摘していますが、逆に稼ぎがない人というか所得がない人には税制はめちゃ優しくて、私も今、それを実感しているわけでありますよ。

この辺は実はおかしいちゃーおかしくて、今の日本は、資産は億ほどあるけど所得が少ない(年金生活者は税控除でも優遇されている)高齢者がきわめて安価に医療サービスや介護サービスを受け入れ受けられるシステムになっていますからねー。だから若い人は早いところ資産を築いて、そして低所得で暮らすというのが良い方法だと思われます。

断酒erには、節約に際して必殺技があるのだ( -`д-´)キリッ

ともあれ「節約に追いつく貧乏なし」を実感しているわけです。しかも普通の節約と違って断酒erの場合、さらに上級バージョンの節約ができるのですねー。

私の例ですけれども、アル中時代は酒を飲んで、さらに稼ぎも少なかったので(往々にしてこの二つの事項は「×」だったりしますが)、酒を飲むことをすべてに優先すると、酒以外の支出はミニマムにならざるを得ないのですよ。

こういったところに持ってきて酒やめると、どうなるのか。

有り体に言えば貧乏生活に慣れているので、その上でさらに酒を飲まないとなると、ほんとに生活をミニマムにすることが可能になるのです。これって結構最強だと思います。しかも少ない稼ぎだと、繰り返しますが税制その他は優しいですから貯金もできてしまうということにあいなるのですねー。大雑把に言ってしまえば。

さらに、ですね。何が節約になるかっていう話だと、よく保険と携帯電話といいますけれども、そんなことはもう節約しきっておりますので、やっぱり医療費ですよ、医療費。医療費という点では、酒を飲まないと最強です(私は去年肝臓摘出という手術をして、多大な医療費を使ってしまいましたが、ただこれは肝臓だけに、長年の飲酒習慣の「百年殺し」の側面もあったのかもしれません)。というのは、単に健康になるということだけでないのです。

とにかく酒を飲んでるとちょっと具合が悪くても酒のせいだと思い、結果的に医療費を使ってしまうんです。脳梗塞とかめちゃ怖いですし。逆に今は、もう酒をやめて、身体に対してやるだけのことはやってるのだから、後はどうなろうと知ったこっちゃないという諦観がベースにあり、結果的に医療費節約につながるといった構造になっていて、これが大きいのではないかと思います。

要するに何が言いたいかというと、酒飲みはもちろん、もともと飲まない人よりも、断酒erは経済的に最強だということです。

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