糖尿病が「ダイアベティス」になるそうですが、これって案外、実効性があるんじゃないかという話。

酒やめて、2428日

人類の常識であるはずですが……

タイトル通りですが、糖尿病という名称を変更してほしいという要望が主に患者さんサイドから出ていて、それを受け日本糖尿病協会が「ダイアベティス」という新呼称を提案しているとのこと(参照「糖尿病の新呼称案は英語の「ダイアベティス」…専門家「普及難しいのでは」」)。これについては、名前を変えたから実態が変わるわけではないといった声もあります。ただ私は案外、これって大きいのかなあと思っております。そのことについて断酒er視点で書いてみます。誰にも頼まれていませんけど。

糖尿病はアル中アル依と同様、指摘されやすい病気ですよね。他者の病気のことを口にしてはいかんというのは、良識ある人間の間では常識だと思いますけれども、それがわかっていない昭和脳な輩も私の周りには実際います。「あいつは糖尿だっ」みたいなことを公言してはばからないわけです。

もちろんそういう輩は、アル中アル依に対しても「お前はアル中だっ脳が委縮している」と言ってきます。そういうことをセンシティブに捉える神経が欠落しているのでしょう。

ただしガンを患う人に対して「お前はガンだっ」と言う人間は世の中にいません。だからその辺で線引きというものがあるのです。痔瘻なども「指摘していい病気」に捉えられがちなのかもしれません。

ただ、だからといってそうした発言が正当化されるわけもなく、当然のようにすべての病気について守秘義務は守られるべきであるし、それをネタにした差別やマウント取りなどはもってのほかです。それは人類が有史以来、努力してきてようやく築き上げた「成果」と言えるかもしれません。

情報で治癒させることができる病気

にも関わらず「あいつは糖尿だっ」「お前はアル中だっ」と言う人間が実際にいる、と。そしてそういう人に対しては、「ダイアベティス」は案外、効果があるのかなあと思ったりもするのですよ。呼称変更は、人類が病気による差別を克服するために考え出し実践してきた一つのメソッドですよね。

名前を変更することによって、「あいつは糖尿だっ」という輩に対して、糖尿と言われるのは嫌なことなんですよというメッセージを与えることができます。少なくとも「重大事」と意識させることができる。

さて、ここからが言いたいところで、このように病気と「情報」はわりと密接に結びついていると考えるのであります。病は気からとも言いますけれども、情報で治る病気というものがある。

その代表がアルコール依存症です。私なども治ったのか治らないのか分かりませんが、とりあえず断酒を続けられているのは本当に情報に拠る部分が多く、とくに断酒初期において顕著でした。ほぼほぼ一日中、断酒に関するブログの類を読んで勇気づけられていましたし、実質的なアドバイスも受けとめていました。

繰り返しますが、アル中アル依とその対策は、情報との親和性が非常に高い。情報だけで治癒させることができる病気と言える。だから、冒頭に挙げた糖尿病の方に比べればほんとに幸せだと思います。その特殊性を大切に考えたいのであります。

ちなみに「ダイアベティス」とは「多尿」の意味だそうで、「名前だけ変えても意味ねー」という主張とは裏腹に、まさに「実態」を表わしています。そしてそうと知らされれば、最近、おしっこが近いなあ糖尿(旧)かもしれん、で、早期発見につながるかもしれません。

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