酒やめて、2352日
酒代が嵩むから金がないという単純な話ではないのでした
一昨日、「酒やめて「忙しい」という感覚がなくなった件」といった話を聞かせていただきました。その真逆が飲酒時代に感じていたことで、表題の「こんなに忙しく働いているのに、なんでこんなに金がないんだろう」であります。そしてその理由は酒を飲んでいたから、ということで明々白々なのですが、ただしこれにはいくつかの側面がありますので、それについて書いてみたいと思います。誰にも頼まれてませんが。
私の個人的な事情としては、飲酒時代・アル中時代は、人生においてお金がかかるタームだった(だから余計に弊害が大きかった)ことがあり、その時期を脱した今は、飲酒しているかしていないかということ以外にも経済的事情がかなり異なっていて、一般論として話すのは難しいんですが、まあ個人ブログなんでよかろうもんということで。
ともあれ、「こんなに忙しく働いているのに、なんでこんなに金がないんだろう」問題です。まず大前提として、酒飲むとお金がかかるということがありますよね。私などはせんべろしか行ってなかったのですが、それでも1000円というわけにはいかず、2500円くらいは使ってました(「せんべろ」というのは1000円でべろべろになれる安い店という意味ですが、べろべろになってもまだ飲みたい人は当然のように1000円では済まない)。これで30日行けば75,000円ということで、おこの沙汰ではあります。
むろん、家でストゼロ飲んでりゃ安かろうもんという反論もあるでしょう。なので、そこのところも含めて、以下、書かせていただきます。要は、飲酒習慣があると、飲み代酒代以上の消費が生まれてしまい人生が追い込まれてしまうのではないか、ということです。
情報に騙されやすくなるからさらに消費が拡大!
酒飲んで酔っ払ってアマゾンや楽天でポチるみたいなことも、まずあるでしょう。これは酔っぱらっているときだけの一時的なものと思いきや、そうした「思考」あるいは「指向」が人生すべてを覆うようになるということを言いたいのでありますよ。
おそらく飲酒によって脳が萎縮することとも関連していると思うのですが、消費というものを大局的に見ることができなくなるんですね。刹那的な欲望を満たそうという性向が強くなり、その最たるものは「酒飲みたい」ですが、それを筆頭に(?)すべてに渡ってそうなるのです。経験則的に言えば。
そして情報にめっちゃ騙されやすくなり、テレビなどから発信される情報に従って消費行動します。なので、忙しく働いて稼いでいるつもりでいても、いつもお金がないというふうになってしまうのです。
飲酒脳が無意味な消費をする→さらにお金がなくなる→にも関わらず、飲酒脳がさらに欲望やこだわりを拡大させる→忙しく働き稼いでいるつもりなのにまったく金がねーっ!
というフロー(?)ができあがっていたのではないのかと。
まあ、以上は、私の個人的な経験に基づく考察に過ぎません。
ただ、飲酒脳は人生や生活を俯瞰して考えることができない。すべての行動が場当たり的になる。だから稼いでいるつもりでもお金がないになりがち、といった構造は、最大公約的な一般論として言えるのではないかとも確信している次第でございます。
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