お酒をやめてもダイエットにならないと思っていたけど、ついに効果が現われ始めたぞ!

酒やめて、1147日。

タイトルと「酒やめて、1147日」を見比べてゲンナリした方もいると思いますが、私の場合は特殊事情です。それでも、というか、だからこそ参考になる点もあると勝手に判断しておりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです(笑)。

酒やめるとやせるのか、そうでもないのか

お酒をやめるとやせる、ダイエットになるとは、よく聞くところです。多くの断酒ブログにもそう書いています。少なくとも3ヶ月で5キロ減程度は期待できるようですし、もちろん事実でしょう。

私も断酒を始めるにあたってそうした期待がありました。ただですね、私の場合はやせなかったです。少なくとも断酒3年を越えた最近まではやせなかった。同時期に断酒を始めた断酒友に聞いても同じです。原因ははっきりしているのです。二人とも、甘いものとご飯の食べ過ぎです。

ちなみに断酒友の食生活はといえば、直近の日記ブログ(「いつもと違う麺類♪」)をリンクしておきます。ご参考までに(笑)。

私もスイーツマニア(?)になってしまったので、今現在は平均すれば一日にケーキ一個と大福一つは摂取しています。そして白米も、一応麦飯にはしていますが、やはり夜に大きめのお茶碗で二杯くらい食べますね。これではやせないです。

さて、そもそも酒を飲むとなぜ太るのかということについても、いろんな説があってはっきりしないのが正直なところではないでしょうか。酒そのものにカロリーがあるというけれども、カロリーゼロのお酒もあるからです。そして私の飲酒時代は、主酒(?)はホッピー(甲類焼酎+ホッピー飲料)でしたのできわめて低カロリーであり、糖質も割り剤であるところのホッピーがビールの半分程度ですから、甲類焼酎をかなり多めに入れる私の飲み方ならゼロに近かったのです。

例の糖質制限ダイエットの理論では、ご存じの通り、ダイエットにはカロリーよりも糖質減が重要ということで、これは私も信奉していました。ダイエット理論にはいろいろありますが、糖質制限ダイエットは、ある意味、決定版だと思います。というのは、私は飲酒時代、太っていませんでしたから。BMIにして21を下回っていました。

なぜそうだったかといえば、先に記したように、ホッピーが主酒ということもあり、糖質制限ダイエットに適った飲酒生活をしていたからです。食事についても、居酒屋(せんべろ)メニューというのは、あれはあれでなかなかヘルシーです。よく飲むときに唐揚げを食べるからとかポテトを食べるから太る、などと言いますけれども、私はそんなこともなく、冷奴とかポテサラとか焼き鳥とかお刺身とか冷やしトマトなどが主食だったので、この点でも糖質制限ダイエットぽかったとは思います。

仕事を発注してくれている会社の社長と出張するときも多いのですが、彼はまったく飲めない人間なので、夜は、コンビニ弁当やお菓子などを買い込み、ビジネスホテルで食べるわけです。そして私は、居酒屋を求めて夜の街にさまよい出ていました(これはこれで出張のおおいなる楽しみでしたけど)。そして、上記のように少なくともコンビニ弁当よりはカロリー・糖質ともに低く健康そうなものを食べていました。ですから酒飲まない限り、私のほうがよっぽど健康的だよね、とはよくその社長と言い合っていました。彼はポチャ体形なのです。

で、その観点からいけば、今のほうが、なにしろ白米とスイーツを過剰摂取しているので、圧倒的に「不利」です。

にも関わらず、ですよ、やせないまでも、太らなかったというのは、後で書きますが運動効果もあるのでしょうが、やはり肝機能ほかが改善されて代謝がよくなったからでしょう。なんだかんだで「酒やめてダイエット」のキモはここだと思います。ですから、白米、スイーツの過剰摂取に気をつければ、確実にダイエットできます。

憧れの「息していてもやせる身体」に!

と、前置きが非常に長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

まあそんな食生活をしながらでも、断酒三年を越えてダイエット効果が現われてきました。ついにBMIが念願だった20切りを果たし、19近くまでになったのです。体重にすれば3~4キロ減です。やはりBMI20切りは一つの大きな目標ですし、これは断酒なくしては達成できなかったと思います。

三年経ってようやくこういうふうになったのは、先に記したような肝機能向上による代謝改善と運動に理由が求められると思います。運動といっても私の場合、週に2~3回5キロ程度走るのと寝起きの朝の1分半から2分程度のプランク、そしてスクワット1分程度ですからそれほど大したものではありません。ただ断酒してから、プランクとスクワットはほぼ毎日やっていました。

この効果がここにきて現われたということでしょう。逆にいえば、こんな程度の、合計3分程度の筋トレ(といっていいのかどうかさえわかりませんが)でも、そしておっさん年齢でも、さらにはスイーツ白米三昧でも効果が出るということですよ。若い人で毎日10分もやれば、あっという間(もちろん酒飲まない前提で)に効果が現われるのではないでしょうか。

そして何よりも大きいのは、お腹がぺったんこになり、体重こそ劇的に減ったわけではないものの、以前の痩せ&お腹ぽっこり型から細マッチョ(そんないいものじゃないですが)に変化を見せたことですね。お酒をやめたら、体重自体は変わらなくても確実に中身が変わるということです。さらに筋トレなどを継続しているとやはり基礎代謝が増えますので、夢の「息をしていてもやせる」身体を手に入れることができるのです。

結論としては、断酒のダイエット効果は、短期的な体重減を求めるよりも体質改善で質的な見た目向上を図ることがポイントになるのではないでしょうか。そもそもなぜ人がダイエットしたいかというと見た目向上なわけで、そういう意味からもこちらの方が理にかなっていると思われます。

そして以前も書いたように、酒をやめると、その酒に代わる快楽物質分泌促進媒体が欲しくなり、ランニングや筋トレはそれになりえるということを脳が覚えますので、ランニング筋トレなどが楽しくなる、すなわち継続できることもポイントではないかと思います(参考「依存する対象をアルコールではなく何にするのか」)。

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