酒やめて、2340日
黒見明香さんのMLBオタぶりに恐れ入った次第です
ちょっと前ですけれどもMLBの大谷翔平二刀流中継をABEMAで視ていましたら、黒見明香さんという乃木坂46のメンバーがゲストで呼ばれていて、いやいや、そのMLBオタぶりというか知識の豊富さというか分析の的確さには、舌を巻いてしまいました。Twitterなどでも「レベル高すぎ~」と話題になっていましたね。
MLB解説の世界には、AKI猪瀬さんという超人的オタがおりまして、もうこの人はストライクゾーンを77個のコースに分け分析したという伝説のテッド・ウィリアムスにも匹敵するんじゃないかというくらいの存在であり、マラソン(オタ)界の増田明美さんとも比べられます。でもって黒見さんはこのAKIさんの美少女版そのもので、まったく驚いてしまった次第です。
てな話を知人にしたところ、サッカーの世界にも櫻坂46の影山優佳さん(筑附卒!)という存在があるそうで、こちらの「超絶」ぶりもワールドカップの時など大変話題になっていたらしいです。私はうかつにも気が付きませんでしたけれども。
このようにアイドルがオタぶりを発揮してこれを一つのストロングポイントにするのは、たぶん中川翔子さんが元祖なんでしょうね。以前も書きましたけれども、昔、私がダイビングギア関連の仕事をしていた時、ダイビング専門誌の表紙に登場する中川さんが自前でプラグスーツふうダイビングスーツを用意されたという話を聞いてびっくらこきました。気合が入ったオタぶりであります。このような、いわゆる営業〇女ではない「マジ」が刺さるのですね。どういう分野であっても。それは黒見さんも同じです。
もう一つのストロングポイントをつくるには
でもって今は、アイドルもアイドル+αで、パラレルキャリアみたいな姿勢が必要なのでしょう。本業以外のストロングポイントの本気度と完成度が高いと戦っていけるという構図になっているように見えます。リアル・パラレルキャリアアイドルとして。
この辺はなんというか一般人も参考にすべき点が多いと思います。私のように本業方面の手持ちのカード(≒能力や経歴)がカスばかりでも、手のうちにジョーカー(≒本業以外のストロングポイント)があれば、本業のカードも生きる、と(そう信じたい)。
では、そうするためにはどうするのかといえば、やっぱ作業量ということに帰結します。
たとえば黒見さんの場合、もちろんもともとMLBが大好きだったのでしょうが、それプラス、それまでの自分の知識や造詣を体系化し商品にするための作業はずいぶんと行ったのではないかと勝手に推測します。それも忙しいアイドル業つまり本業のかたわらで。
繰り返しますが、そうした生き方が、一般人である我々にも求められる時代と社会構造になってしまったわけですよ。で、それには作業量が必要なので、酒など飲んでる場合じゃないです。とまあ、いつも書いているような結論になってしまうのですが。
ついでにもう一つ言えば、そのパラレルキャリア(の一つ)を断酒に求めるアイドルが出現しても良いのではないかと。
山口達也さんの場合、今や本業が「断酒」になっていて、それはそれで素晴らしいのですがパラレルではないですよね。アイドル(俳優でも芸人でもいいのだが)をしながら、断酒をもう一つのストロングポイントにする人が出現すれば、我々断酒erとしても非常に心強いというか楽しい展開だなあと思うのです。以前もその話も書いていますが、やっぱり峯岸みなみさんは惜しかったなあ(参考「峯岸みなみさんがお酒を解禁したそうで、惜しい、実に惜しいなあ」)。
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