酒やめて、2284日
なんかとんでもないコマーシャルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ABEMAでMLB中継を観ていたら、気になるコマーシャルが二つありました。
です。
バンドルカードについて言えば、今、手持ちがないなら(クレジットカードと違って審査の要らない)バンドルカードで後払いとか、こんなん、90年代のサラ金利用促進コマーシャル以上ですよ。どんだけあからさまなんですやんと思ったりします。
ウィンチケットについてはもっとで、完全にギャンブルしなさいコマーシャルになってます。
しかも、NON STYLEという一流芸人、オダギリジョーと窪塚洋介という一流俳優を起用しています。90年代のサラ金コマーシャルはゆーてもB級感があり、だから「ヤバいやろ」感もありましたが、この二つのコマーシャルはA級で、それだけに「バンドルカードええやん」「ウィンチケットええやん」になってしまいそうです。
そして以前も書かせていただいた「酒造会社が「アルカス」をキャンペーンに用いたことは、存外に深い意味を持っているのではないかという仮説」と同じ臭いもします。
ともあれテレビCM業界(?)ヤバいですよ。日露戦争から太平洋戦争終戦まで日本を破滅へと先導したのは、戦争を煽った新聞だったという説もありますけれども、どーもそれと同じ感があります。ついでに戦争と新聞について言えば、戦前とは一転して、防衛のための戦争、奴隷にならないための戦争、民族浄化されないための戦争まで新聞(とくに朝日)は否定しているのだからお笑い種ではあります。現代でも、亡国への道はメディアが先導するという構図でしょうか。
もう、コマーシャルに乗せられて「消費」する時代じゃないですよ
それはともかく先のコマーシャルはいろいろ極端ですよ。どんだけ「消費」を煽るんや~です。
高度経済成長期から消費を促進することで日本経済は拡大してきたというふうに言えると思います。そしてその片棒を担いできたのがテレビなどのコマーシャルです。それに私なども完全に乗せられていました。
ただ、今は、皆が自分で考え自分でお金の使い方を決める時代になっており、そういう風潮があるから、コマーシャルは逆にここまで「あからさま」になっているのかもしれません。
だからそのようなコマーシャルを見ると「消費しない」という美徳がことさら美徳に感じるのです。敵がそうならこっちはこうだ、です。そして消費しない一番のメソッド(?)が、まあ断酒者的に都合よく言えば断酒であります。
なぜならば、酒代がかからないというのも大きいのですが、断酒すると、飲酒という最大の欲望を封印できたという成功体験をベースに他の欲望もシュリンクさせることができ、さらに自分軸というものが持て、自分の頭で考えて生活や人生のダウンサイジングができるからです。
そして繰り返しますが、冒頭のCMのようななりふり構わない「消費煽り」は、そうした生き方が正しいとことを逆に証明してくれているような気もしますねー。
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