酒やめて、2128日。
酒が「嫌な人間」を呼び込んでしまう!?
世の中には、残念ながらこちらの精神を疲弊させる人間が存在しています。「毒〇〇」と呼ばれる人ですよね。むろんこちらとの関係性や状況によっても違ってくるのでしょうけれども、もともと持っているその人の人間性による部分も大きいと思います。
一方で、話をすると、こちらの気持ちが浄化されたと感じるような人もいます。だいたいにおいて学生時代の友人などはそうなのですが、やはり利害関係がないからということもあるのでしょう。
何を当たり前のことをと思われる向きもあるかもしれませんが、酒を飲んでいると、実はこういうことがまったく感じられなくなるのです。対人関係が完全に十把一絡げ、前者であれ後者であれ、「酒を飲む相手」でしかなくなるというのが怖いところではあります。
なんとなくこいつ嫌だなあ、心が毀損されるなあと思っていても、酒を飲んでしまえばそんなことはどうでもよくなる。そうすると、おおげさに言えば、その人間の本質を見抜くことができず、ズルズルと付き合いを続け、それで知らず知らずのうちにダメージを受けるという構図になっていたようにも思います。
いや、他者が悪いように書いてますけども、もちろんそれはお互い様なのでしょう。ただですね、お互い様じゃないところもあり、世の中にはハナからこちらを上手く使ってやろうという人間もいて、でも酒を飲んでいると、そういうところを見抜く目がなくなるということを言いたいのであります。そうすると、ストレスが蓄積し、脳という一番大切なものが毀損されてしまうことにあいなります。
人間関係について、超遅まきながらいろいろ見えて来るのだった!
一方、一緒にいるとこちらの気持ちを浄化してくれる人についても、これも酒を飲んでいると、そのありがたみがわからないのです。酒が主で一緒にいる人間が従だからです。酒やめて感じたのは、こちらの方が大きいかもしれません。
この歳になって恥ずかしいといえば恥ずかしいのですが、そうした感情を得られるのも、酒をやめてからの一局面であり、で、どちらかといえば、そういう相手は酒飲まないケースが多いような気もしますねー。あるいは、こちらが飲まないと、「じゃあやめとこう」と言ってくれるタイプとか。
ともあれ、酒をやめると人間関係においていろいろ見えてくるものが多い。今までどれだけ見えてなかったんやーということでもありますけれども。ま、もっと早くやめていればよかったという、いつもの結論になりますわな(悲
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