ある程度齢くって、なお酒を飲んでいるのは、自らの可能性をどんどん閉ざしていることに他ならないという怖い話。

酒やめて、2018日。

Alcoholism

仕事と酒だけの人生にはしたくないのだ!

一昨日、サーフィンというご自身にとっての重大事をこれからも続けるために、酒はやめたというレジェンドサーファーの話を書かせていただきました(参考「自分が好きなことをするためには取捨選択しなければならない、その中で酒をどう扱うか、ということですよね」)。

それとは対照的に……というのもヘンですが、仕事をして酒を飲むだけ、という人も私の周りにはいます。ある程度齢いっているのに仕事をしているということは、仕事をせざるを得ないのでしょう。余計なお世話ながら。そしてこれは自戒を込めて言うのですが、まあそうはなりたくないわけですよ。

いや、仕事をするのが嫌だとかそういうことではなくて、仕事と酒と、そしてテレビやYouTubeを観るだけの人生だけにしたくはないなあと思ってしまうのです(自分でYouTubeコンテンツをつくる側ならいいけど)。

なぜ、そういうのが嫌かというと、そういう人生を酒をやめるまで続けてきたわけですから。酒をやめてみて、人生にはいろんな世界が広がっていることがわかった。だからそれをいろいろやってみたい。なおかつこの先、老後、やはり年金だけで生きていくのはなかなか難しいでしょうし(今は酒やめて生活が超絶ミニマムなので、あるいはそれも可能かとも考えておりますが)、しかも仕事をずっと続けられるわけでもないので、なんらかのかたちでお金を生むシステムを自分で構築していかなければならない。そのためには考えなきゃいけないし勉強もしなきゃいけない。ということで、やることが山ほどあります。いつも書いていて恐縮ですが。

で、そういう人生設計や、あるいは遊びにしても、どうしてもやっておきたい体験にしても、酒はそれを押しつぶしてしまいます。

酒×加齢は、マジ人生、低浮上にしますよ

いや、若いうちはいいんですよ。酒を飲んでても、意識していろんな体験を重ねることができる。飲酒習慣があると人生がモノラルなりがちだけれども、若さに裏付けられたエネルギーでなんとかカバーすることもできる(飲まなきゃもっと可能性は広がるけど)。でももう齢いってからは、それをカバーできないのですよ。

酒を飲む習慣があると、それが問題飲酒レベルじゃなくても、酒のエネルギー奪取能力×加齢による気力の減退で、他に何もしなくなる。経済的に不如意だったら仕事も何とか紡いでいくしかないけど、やがてその仕事にも影響が出てくるでしょう。そうでなくても、仕事と酒(と無料で受け身の娯楽)だけの人生になる。

そういう実例が、やっぱり自分が齢を取るにつれ、周囲に現われてきます。そして、一昨日書いたレジェンドサーファーのようにそれとはまったく逆の例もある。そのコントラストが、繰り返しますが自分の加齢とともに、くっきりはっきりしてくるのですよ。

だからエラソーに言わせていただければ、酒を飲む飲まないという選択の重さは、加齢とともにどんどん重くなる。そのことを、自戒を込めて、ここに確認しておきたいと思います。

カテゴリ別インデックスページはこちらです。

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする