酒やめて、1778日。
ビーチクリーンしているだけでも幸せですと!?
ちょっと前に「酒の悪質さとは、飲酒以外の行為による脳汁噴出を封印してしまうことです!」というタイトルで、断酒と脳汁(脳内快楽物質)の関係について書かせていただきました。この点についてもうちょっと深掘りしたいので、さらに考察を進めてみたいと思います。誰にも頼まれてませんけれども。
さて、このブログでもときおり書いていますが、サーフィンは飲酒の代替行為として非常に有能です。もっともやりすぎるとアル中の代わりにサーフジャンキーというところの者になってしまう諸刃の刃ですが。ただし「酒飲まないためならアイスクリーム100個食べていい」理論と同じで、酒に勝る害毒はないので、諸刃の刃で傷つこうがなんだろうが、やるに越したことはないとは思っております。
ただ、サーフィンは波が相手であり、当然ながら波がない時もあります。これだけネット上に情報があふれる世の中で、ピンポイントで波を当てられないのは不思議ではありますけれども実際そうなのです。
で、外した時はどうするかというと、もちろん他のポイントに行ったりもしますが、とりあえず諦めたときはビーチクリーンをします。海岸の清掃作業です。ちょっとしたゴミを拾っただけでも、(その日そこにいた外したサーファー)全員でやれば、そこそこきれいになります。これをちびクリーンといいます。
私も一応、ビーチクリーンの道具だけはクルマに積んでいますので、ときおりちびクリーンに参加します。そうしたときに、一緒にやっているサーファーの一人と話したりすると、いやまあ(波がなくても)こうやって海に来てこんなふうにできるだけでも幸せですよ、なんておっしゃるわけですよ。
飲酒時代だったらこいつ何を綺麗事言ってるんだ(失礼!)と思ったでしょうが、今はその気持ちがわかります。サーフィンしなくてもちびクリーンでも結構脳汁が出てくるんですよ。だから今日はサーフィンできなかったけど良い一日だったなあと思えたりもします。
いやしかし、こう書いていてもまったくの綺麗事なので我ながらうんざりしてしまい、飲酒時代の私が読んだらマジこいつバカじゃねーのと思うこと間違いなしですが、今の実感なので仕方がありません。
断酒とは、脳汁噴出タイムの拡大していくことなのだ!?
そして、この脳汁噴出は波があるときはさらに顕著です。といっても波に乗っているとき、ではありません。
私は飲酒時代も、サーフィンにはたまにですけど行っていました。そうすると冒頭に記したごとくサーフィン体験は強烈ですから、波に乗ってる時間は脳汁大噴出でした。でも飲酒時代のサーフィンはそれだけだったような気がします、今思えば。
今は、波にただぷかぷか浮いているだけでも気持ちいい……を通り越して脳汁が、そりゃビーチクリーンとはくらべものにならないほど出まくります。完全にサーフジャンキー状態というかサーフハイになります(波にも乗ってないのに!)。ランニングしてある一定時間経ったのと同じような状態です。ランニングの場合は実際ランニングしているので脳汁が出るのもわかりますが、ただ波に浮いているだけでも出るのだから、これが酒によって封印されていたものかああああと思いますよ。
ビーチクリーン時なども含め、このように脳汁が出ている時間を人生の中でどんどん拡大していくと、それはすなわち幸せな人生になるということではないかと、飲酒時代の私が読んだら噴飯もののようなことを書いていますが、実感です。そう感じるんだからよかろーもん、といったところですねー。
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