老後計画に医療費サブスクは極めて深刻な影響をもたらします。

酒やめて、2732日

サブスク的支出という観点で考えるとNHKは悪質だ

2ヶ月に一度、高脂血症の薬をもらいに病院に行っているのですが、検査も合わせて4000円くらいかかります。月に馴らせば2000円。何とかこれをセーブしたいなあと思うところではあります。

私は今、ハーフリタイヤに近いような状態であり、ゆるワ―&低収入ですが、完全にリタイヤ、あるいは今後さらに仕事がシュリンクしていくとなると低年金生活に突入するわけで、そうしたときに重要になるのはサブスク的な支出はできるだけ抑えるということです。これは低年金者に限らずすべての老後生活者に言えることであり、ファイナンスプランナーなどもさかんに強調するところです。

なのでNHKの1100円、あるいはBS契約(マンションで接続可能な回線が来ているだけで取られる)で1950円(値下げ後)というのは、これはかなり悪質なサブスクだと思うのです。年金リッチ世代ならば問題にならないでしょうけれども、これからどんどん低年金層が増えていくと、NHK代払ったら病院代がなくなった、みたいなサブスク支出同士の競合も生まれるのではないでしょうか。

私は現在、サブスク契約として携帯のほかにAmazonPrimeとKindleUnlimited、楽天ミュージックに払っていますけれども、これらが全部合わせても2500円程度。この先、こういうのをどうするかということも問題になってくると思いますが、しかし三つで値下げ前のNHKBSとあまり変わらないのだから、いかにNHKが対価に見合ったサービスを提供していないかが分かります。

ともあれ、そうしたサブスク的な支出を減らしていくのが老後の生活設計のポイントになりますが、そうした中でやはり大きなプレゼンスがあるのは冒頭に挙げた医療費ですよね。医療費の場合、所得によって負担割合は変わってきますが、ただ少しでも仕事をしていれば3割負担になってくるケースが多いと思われます。

糖尿病になることは経済的に許されないのだった

でもって冒頭の病院の話ですが、先日行ったおりに検査してもらうと血糖値が上限ギリの数値でした。医師が「でも朝食食べて来たんでしょ」と言ったので、「いえいえ食べてません。その数値を下げたかったので」と返すと、一転、難しい顔になりました。

その時は「気をつけるに越したことはないですね」程度で終わったのですが、やはり血糖値が高い≒糖尿病は怖いです。なぜなら医療費サブスク(?)の最たるもので高額だからです。調べてみると、「糖尿病の医療費試算、年間自己負担額は4〜13万円」となります。

これだけで済むわけではなく、糖尿病はさまざまな合併症を併発するのでそっちにも「別腹」で医療費がかかります。そしてそれが嫌だたったら失明や足切断のような悲惨な目に遭うリスクが高まるということで、やっぱりどうしてもなりたくない病気の代表です。

そういうわけで、これから老後を迎える世代の老後は糖尿病になる「隙間」がないのですよ。昔から贅沢病と言われてきましたけれども、いいものを食べる→糖尿病リスクが高まるといった短絡的なことだけでなく、社会構造的にも贅沢病になっているのかもしれません。

そして当然ながら酒を飲んでいると糖尿病罹患リスクは飛躍的に高まりますし(先の医師の「気をつけるに越したことはないですね」は「お酒は飲まないんですよね」「はい」の後に発せられたのだった)、糖尿病に限らず医療費サブスク増大に直結します。

というわけで、医療費サブスクを避けるあるいは最低限にするという観点で考えてみれば、当然ながら飲まないという結論になります。

私にしたところで、飲んでいた時代は肝臓の薬ももらっていましたし高血圧の薬ももらっていて、なんだかんだで8000円くらい月にかかっていました。でもそれは現役だったからなんとかなったのであって、老後のことを考えると一ヶ月に8000円もかかるなんていうのは考えられないことであり、NHK以上の凶悪なサブスクになってしまうのですよ。

なので医療費サブスクの入り込む隙間のないライフスタイルづくりと身体づくりは、必須であるとあらためて考える次第でございます。まさに「健康は最高の節約」であります。

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