「前夜の酒」が問題視される時代。飲酒行為はますます窮屈に!

酒やめて、1103日。

最近パイロットやバスの運転手など、いわゆる「運転する人」の飲酒問題がことさらに取り上げられるようになりました。もちろん飲酒乗務は論外ですが、「前夜の酒」が残っていて、それで呼気検査でひっかかった、という事例をよく聞きます。

「前夜の酒」がNGの時代に!

これも「運転する人」が前夜深酒する傾向にあるというよりは、むしろそのようなことに対して社会の目が厳しくなったからこそ、顕在化していると考えた方がよいと思われます。昔からあったけれど、今になって問題視されるようになってきたということですね。

だって普通に考えて、パイロットに「前夜の酒」はつきものだと思いますよ。緊張もするし、時差もある。眠らないといけないときは酒の力を借りたくもなるでしょう。昔はたぶん、あまり問題にならなかったのでしょう。

私たち一般人の運転ということについても、飲酒運転の取り締まりはこれまで夜だけだったところ、前夜の酒が残っていないか、朝、取り締まりを行うようにもなっています。

この点について、自動車評論家の国沢光宏さんが興味深いことを書いています(参照「アルコール分解能力は個人差あり! 飲酒運転対策が必須!!」。これによれば、「宴会で『とりあえずビール』で乾杯し『お代わり。続いて、もうビールはいいから焼酎の水割り×3。のど渇いたのでハイボール』とやったら、もはや80g以上になっている。医学的にゃ、16時間ハンドル握れない」とのこと。「残留アルコール」は予想以上のものがあります。

余談ながら、飲酒運転で免許取り消しになった人の講習は、参加者に呼気検査が義務付けられるそうですね。そして笑い話のようですが、それでアウト、はいお帰りくださいになったりする人もいるそうです。いくらなんでも講習の前に飲んだりはしないでしょうから、これも残留酒なのでしょう。

酒飲まないイコール行動の自由を得ること!

残留酒が気になる人のために、前出の国沢さんは、アルコールチェッカーを用意することをお勧めしています。運転するときは、常にチェックするよう提言しているのです。一般人もパイロットや職業運転手並みになってきたということです。おそらくこれって今後、社会的なデフォになるのではないでしょうか。

もちろん飲酒していないのが一番いいんですけどね。

酒飲んでなければ本当に自由です。このブログでも書き連ねてきましたが、何をやってもいいんだ感半端ありません。行動の自由が制限されるということがまったくなくなる。これって案外大きなものなんです。やっぱり酒を飲むという行為が社会的に引き合わない時代になっているようです。

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