ついに酒時代の終焉キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!(かも?) 我々は歴史のターニングポイントを目撃しようとしている!(かも?)

酒やめて、1454日。

文明が誕生してからずーっと「酒時代」!?

人間の歴史には時代区分というものがあって、日本史の場合、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代……というアレですね。言うまでもなく、政庁があった場所による区分です。私が通っていた小学校の黒板の上の壁にはこのようなことを記した歴史年表が貼ってあり、いつも先生の話も聞かずにそれをぼーっと眺めていたから覚えているのですが、平安時代、鎌倉時代といった区分の上に上位概念(?)として、貴族の時代、武士の時代、平民の時代というふうに政権の主体による区分がありました。これは年表の製作者が独自に考案記述したものなのかもしれませんが、なるほどこちらの方が合理的なような気もします。だいたい、政庁所在地が「室町」とか「桃山」とか言われてもそれどこにあったの? ですもんね。私の場合は。

ヨーロッパ史では、時代区分は、古代・中世・近世・近代・現代というのが一般的のようです。そしてこれは主に社会の仕組みによる区分とされています。

歴史の区分にはいろんな尺度があり、たとえばユースフルな材料で区分する方法もあるそうです。石器時代・青銅器時代・鉄器時代というやつですね。現在も鉄器時代だそうですが、ポリエチレンをはじめとした合成樹脂の時代とも言えるのだとか。その意味では我々は歴史の転換点を目撃しているのかもしれません。

その伝で行くと、脳内ご褒美物質促進媒体による区分というのもあってもよさそうな気がします。それだと、文明が誕生してからこっちずーっと「酒時代」ですよね(笑)。もちろん阿片など麻薬物質もあったのでしょうが、やはり一般的なのは酒です。有史以来、酒は人間生活の喜怒哀楽とともにあったのでしょう。

また酒には、水代わりという側面もありました。生水が飲めない地域では、水分摂取を酒に頼っていたところも多いのではないでしょうか。

ヨーロッパなどでは、雨があまり降らない地域ほど葡萄の生育に適しているといいます。つまり、土壌の乏しい水分を果汁として結実させてくれる葡萄という作物があって、その果汁を長期保存するために発酵という手法が発見され、だからワインが水分補給に必要不可欠なものとなり、その文化が今でも続いているのでしょう。

ただし酒が文明の停滞をもたらしたということもありそうです。だって酒飲むと、それが水代わりの薄いものでも、やる気が減退しますもんね。

日本の場合は生水が飲めたので、酒でやる気がそがれることもなく、その分、効率の良い社会がつくれたという仮説(?)を以前書かせていただきました(参考「日本人が勤勉である理由は「水」にあった?」)。ただその日本社会がストロングゼロを生み出し、社会全体の貧困化とあいまって「安酒しか楽しみがない」世界になっているとは皮肉です。

酒時代の終焉は人類の分化を促す!?

ただ、ここに来て、いよいよ時代は動きつつあるのかもしれまません。「脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功」というニュースもありました。

つまり脳に直接刺激を与えて――このニュースで紹介されているのはうつ病治療の一環として、ですけれども、脳内物質を出してしまおうという考え方です。そして、こうしたやり方が一般化(?)すれば、脳内快楽物質を出すために酒を飲む必要はありませんもんね。

また、たとえばホリエモンなどは、デジタルと同期するために脳に電極をさす時代がやってくると提唱しています。

脳科学の分野とAIはじめとしたデジタル化が融合すると、自由自在に脳内快楽物質(脳汁)を出し気持ちよくなれる世の中になるんでしょうね。そのとき「酒時代」は終焉を迎え、「電気信号時代(仮)」になるのでしょう。そして案外早くそれはやってくるのかもしれません。

そうした時代においては、酒飲まない進歩的な人と「ま~だ酒なんか飲んでるのダセえ」な人間とにはっきり線引きされ、それは、あたかもネアンデルタール人(旧人類)とクロマニヨン人に代表されるホモサピエンスのような「別種」に比されるかもしれません(参考「今の人類を宇宙人の視点で見てみると、いろいろ言い得ておもしろいという話」)。

今、断酒の手前で逡巡している方に、余計なお世話ながら言わせていただければ、「こっち側に来る(勝ち馬に乗る?)なら今のうちですよ~」てことになりますかね(笑)。

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