昨今注目のリスキリングと飲酒は徹底的に相性が悪いよねやっぱり、という話。

酒やめて、2086日。

ジジイになったらそりゃ仕事少なくなるわけで

リスキリングという言葉というか概念というか実態があり、学び直しというふうに訳されます。

岸田首相の所信表明演説での「リスキリング支援「5年で1兆円」」で一気に注目された感もありますが、我々断酒軍(?)にとってはもはや常識の範疇でしょう。これは、たとえば今年度から実施されている高校での投資の勉強などとつながっているもので、まさに今の社会状況を反映しています。そしてそうした社会に対応しているのが断酒者というわけで。

とまあ、そう言うと結論になってしまいますが、もうちょっとリスキリングについて考察してみたいと思います。

個人的なことを言えば、私は定収入皆無のフリーランスで、そうした仕事は歳をとってからもできるなんて言われますけれども、とんでもないです。プログラマーなどと同じでジジイの感性(笑)はお呼びでなくなってくる……というよりも邪魔になります。そもそもそれ以前に、仕事を発注してくれる同年代が偉くなったりリストラされたりで、現場を離れてしまうのですね。そうすると若いディレクターなどはジジイに発注したくないですから、当然仕事も少なくなります。

なので、新しい分野に挑戦する仕事仲間も多いです。たとえば一念発起して司法書士や行政書士など、いわゆる「士業」の資格を取ったりというケースもあります。そのうちの一人に聞くと、公務員退職組などに比べ、他分野からのリスキリング組(?)は人当たりがいい(自分で言うなよ、なのですがw)ので、新規参入とはいえ案外、競争力もあるとのことでした。これなどはリスキリングが上手くいったケースでしょう。

「自分は〇〇だ」と規定すると、ドツボに嵌ります

ではこのリスキリングの反対の概念というか実態になにがあるかというと、「ヘリテージ」ではないかなと思います。すなわち自分の経験を生かすということですね。というふうに書いた矢先ですけれども、このヘリテージな生き方をするにしても、それを今の市場とマッチングさせるためのリスキリングがやはり必要なわけで。

じゃあほんとの反対は何なのかと言えば、やっぱり「俺は〇〇だあ!」と屁みたいなプライドとともに自らを規定し、酒を飲みながら企画を語ったりして仕事をしたような気にはなるが、しかしその相手はもはや仕事の発注権を失っている同年代だったりする……といったパターンでしょう。で、当然ながら没落していくと。うーん、昔の自分はまさにそうでしたねー(汗)。

まあ、その域はなんとか脱した(と信じたい)にせよ、じゃあこれから何をするにせよ、やっぱりリスキリング(自分の「ヘリテージ」を市場にマッチングさせる作業含む)が必要であり、そのためには時間の確保が絶対条件なわけで、それを徹底的に邪魔するのが酒ということをあらためて確認し、自分に言い聞かせたいと思います。

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