酒飲むと太る真の理由が、数十年の時を経て明らかになったのだった(?)

酒やめて、2488日

飲酒と肥満の関係は、よくわからん部分もありますが

ここのところ、学校時代の友人と集まる機会が増えており(みんな暇なんでw)、その観察記のようなものも書かせていただいておりますが、もう一つ付け加えなきゃいけないかなあと思っている事案がございまして、それは飲酒習慣の有無によって、太っている痩せているの勢力分布がわりに鮮明になっているということです。母数が少ないので確かなことは言えませんが、私が断酒者としてのバイアスが若干かかった目で見る限りではそうです。

「酒飲むと太る」はよく取り沙汰されるところですが、ただそれについて、アル中→断酒者として少し疑問があったりもしました。

つまり、昨今は糖質カットカロリーオフのお酒も多いし、たとえば甲類焼酎をホッピーで割って飲む分には別に太らないんじゃないか、といった思いもあったのですね。ただし、アルコール分そのものにカロリーが含まれていることも事実で、だからカロリー100%カットのノンアルコールビールはあっても、カロリー100%カットのビールはないわけですね。

でもって私の場合、酒飲んでいた時代に太っていたかというとそんなこともなく、それはやっぱりつまみを食べずに酒ばっかり飲んでいたからでしょう。だからアルコール性低血糖で倒れたわけだし。ただし私のような飲み方をしているアル中仲間にも小デブはいたので、この辺は不思議なところではあります。

医学的身体的なからくりはよくわからん部分もあるのですが、ただ一つだけ、同窓会などの経験を通じてわかったことがあるので、お話ししたいと思います。

なぜ、酒をやめるとダイエットできるのか

同窓会などで観察すると、少ない母数ながら、前述のように酒を飲む人間は太っていて飲まない人間は太ってない傾向は確かにあるんですよ。断酒erの生温かい目での観察ということを抜きにしても。飲む飲まないの別で若い時には大差なかった身体的特徴が、ここに来て大きくなっているということです。だから学生のときに男前で有名だったやつが(面影はあるものの)デブってのを見ると、ああもったいないな、とは思います。

なぜそうなるのか。医学的なことは抜きに社会的な考察しかできませんが、酒を飲む習慣があると自分のペースで飲食できないことがあるように思うのですね。

自分の経験でもそうですけれども、誰かと飲むような機会が頻繁にあると、お腹が空いてなくても出されたものを食べてしまう。つまり、酒を媒介とした社交生活に自分の食のペースが支配されてしまう。

反面、酒をやめると甘味摂取とのからみもあるけれども、だいたいにおいて痩せます。それは自分のペースで飲食できるようになるというのがやっぱり大きいのかなあと思います。

私の場合、一つのプリンシプル……というと大げさですけれども、食いたくない時は食わないことだけは心がけていて、それが結果的にダイエットにまでならなくても、好きに甘味摂取しても、そして加齢とともに代謝が落ちても、太らない一番の要因だと考えていまして、酒飲まないとそういう自分のペースが守りやすいのですね。

とまあ、こうしたことは常識の範囲かもしれず、あたかも新説のようにドヤ顔で主張することじゃないかもしれませんが、私的には思い当たることが多々あったので書かせていただいた次第であります。

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