酒やめているそれだけで「いまる」状態になるのは、おトク以外の何物でもない、という話。

酒やめて、2242日。

努力の証しを見せる必要がある!?

WBCが終わりました。終わってしまったというべきか(悲)。私の家はNHK対策としてアンテナを取っ払っているのでアマプラで観ていたのですが、ライブ中継中のコマーシャル(三菱UFJ銀行)に大谷選手が出ていて「今日やったことだけが明日になる」と言っていたのが非常に印象的でした。

コマーシャルとはいえ、大谷選手の生きざまそのものであり、めちゃ説得力がありましたねー。

また一方で国公立大学の後期試験も終わり、高校ごとの合格実績などが週刊誌などを賑わせています。

これも大谷選手と同じく、「今日やったことだけが明日になる」の結果ですよね。

でもって、よく「学歴の意味」あるいは「学歴は意味がない」みたいなことが語られますけれども、ただし一流大学卒というのは、合格を目指して懸命に努力した証にはなるのではないでしょうか。

というと、指定校推薦、内部推薦はどうなんだといった話になって、実際、私が在籍していた大学にも、東海中高から指定校で来た、早稲田中高から指定校で来たという「逆・身の程知らず」がいて、そんなすごい中高に行っていたんなら、ちゃんと受験勉強して一流大学を目指せばよかったのに、と思ったりもするのですが、ただ彼らは彼らで中学受験時に類まれなる努力をしていたわけですから、それも一つの「証明」だと思います。

ともあれ、誰でも一生に一度は一心不乱に勉強なり、あるいは部活動でもいいんですが、そういうことをして一定の成果を収めれば成功体験に裏付けられた自己肯定感を醸せるというものですよね。だから、いわゆるいい大学を卒業した、あるいは甲子園やインターハイに行ったことがある、というのは、少なくともそうしたものが「ある」証明にはなると思われます。

と、ナニを当たり前のことをゆーとんのじゃ? という向きもあるかもしれませんが、言いたいのはここからであります。

一流大学に合格するために勉強する、あるいは甲子園とか、さらにはプロ野球選手になるために練習する、そしてそれを達成するなんてことは、当然ながら尋常なことじゃありません。ましてや大谷選手のように一流中の一流であってもなお高みを目指すのは、常人の理解のおよぶところではございません。

断酒は一流大学合格や甲子園出場と同じ効果!?

ただ、ですねー。同じ……というとまったくもっておこがましいのですが、断酒者も同じなのでは、と思ってしまうのですよ、これが。

断酒に際して「類まれなる」努力をしたかどうかは人それぞれでしょうが、少なくともそこでもたらされる成功体験やそれに裏付けられた自己肯定感は、一流大合格者や甲子園球児にだって負けないものがあります( -`д-´)キリッ

さらに言えば、私の場合、今は仕事が暇になってしまいフリーランスとしては不安といえば不安ですが(酒やめて生活がミニマムになっているのでさほどの危機感はない)、仕事をしてない罪悪感みたいなことを、断酒を続けていることがうち消してくれる。これも大きいです。

考えてみれば、酒やめている、ただそれだけなのに、自己肯定感を醸してくれ、さらには「暇」の不安も打ち消してくれる。生きているだけで丸儲け――「いまる」感があるのですね。

酒飲まないだけで、こうした思いが得られるのは、おトク以外の何物でもない。繰り返しますが、一流大学合格や甲子園出場と同じ「効果」があると勝手に考えておりますが何か?

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