快適に生き、いろいろ経験するために、断酒は必須条件だったのですよ。

酒やめて、2154日。

二度の手術を受けた1年だった(誰にも訊かれちゃいないが)

一昨日、「「会うのがいちばん」じゃない方向にシフトしている世の中だから、酒も要らないよねという話」といった話を書かせていただきましたけれども、年末年始平常運転とはいえ、年の瀬になると今年一年を総括したくなったりします(加齢現象)。誰にも訊かれてないけど勝手に振り返れば、私の場合、今年は白内障手術と肝腫瘍摘出手術の二度の手術を受けたことが大きなイベントでした。

でもってこのような手術入院の場合、医療費が高額になるので高額療養費制度というものが適用になり、支払う上限が決まっています。これは年収約370~770万円の場合、約8万円です。厚生労働省のホームページには、一たん立て替えておいて健康保険から通知が来たら返還申請を、と書いてますが、私が手術入院した病院では窓口で上限金額を払っただけでした(入院実費は別会計)。また、事前申請も必要ありませんでした。この辺はデジタルトランスフォーメーションというのでしょうか、非常に素晴らしくできていると思います。マイナンバーカードが普及すればもっともっと簡単になるのでしょうね。余談ですが「福祉の迅速化と最適化のためにはマイナンバーカード」だと思います。

ここで若干のお役立ち情報的なことを書けば、この高額療養費制度は月毎なので、手術入院する場合は、できるものなら日程調整して1ヵ月以内で収まるようにしたいものです。

私の場合、月末に手術、その後入院というかたちだったので高額療養費の上限×2を払ってしまいました(「しまいました」てこともないが)。白内障も両眼を2ヵ月にわたって手術したので上限まで行かなかったのです。もし2回を1ヵ月内に行うよう調整していれば、上限を超えて戻ってきたでしょう。この辺は病院に申し出ることができれば、そうしたほうがいいと思います。ま、以前も書かせていただきましたが。

C&E戦略を立案(?)したのだった!

さて本題なのですが、一時がん宣告も受け、何も治療をしなければ余命半年と言われたので、もちろんショックでしたしいろいろ考えました。この辺のところは以前も書かせていただいてます(参考「断酒して5年半になるのに肝がんとか。そりゃないやろー(悲)な話」)。

当然のように行き当たったのが「毎日毎日を大切に」という思いです。だからといって今さら「大事業」ができるわけもなく、だからストレスを溜めないで快適に生きていく、そしてやりたいことはできるだけやるということが人生の目標になりました。結局がんではなく、死ぬ死ぬ詐欺未遂に終わった今も、その思いは続いています。

でもってこれを、コンフォータブル(C)とエクスペリエンスあるいはエクスプローラー(E)でC&E戦略と、誰にも頼まれてないけど勝手に名づけました(エクスプローラーというと「夜の酒場探訪」ぽいですがw)。なんでも横文字にしたがるのはバブル世代の宿痾ゆえお許しください。このC&Eを、人生のプライオリティにするということです。

そしてC&Eにおいて、酒を飲むと真逆の方向に行ってしまうわけですよ。

①C=快適の邪魔をする、②E=経験・冒険の邪魔をするのは酒さんでございます。②は酒飲んでいると酒飲む以外なにもできなくなる(参考「人生で一番貴重で、そしてお金を生んでくれるものは「経験」。その経験を一番阻害するのはやっぱり……、ですよね」)ので当然といえば当然なのですが、①について言及しておけば、飲酒習慣が深度化すると脳も変容するので、ささいなことでの怒りっぽくなったりして、そうするとあちこちでぶつかり、人生が快適とはほど遠くなります。単純に二日酔いで頭が痛いという問題でもないのです。

ともあれ年末に当たって、このC&Eを阻害するのは酒、という事実を改めて確認しておきたいと思います。

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