人生一発大逆転する一番簡単な方法が「断酒」だったりする件。

酒やめて、1842日。

「生き方」モデルの大転換が起きている!

Instagramで、以下のようなチャート図を見つけました。これもねー、よくわかるんですよ。このブログでも度々書かせていただいてますが、左図で示された「これまでのライフサイクルモデル」での生き方は、「これまでの」というくらいで崩壊しかかっていますよね。

私の場合、かなり早い時期にフリーランスになったので、「これまでの」生き方をしてきたわけではないのですが、私の年代ではそういうパターンで生きてきた連中はわりに多いです。最後の終身雇用世代だったのでしょう。

でもって「これまでの」生き方の場合、受験勉強だとか就活だとか、人生の節目にがーっと頑張ってしまえば、後は安泰というわけでもないのですが、こと生き方についてはあまり考えなくても良かったと思います。

ただ、もうその生き方モデルが終焉を迎えていて、背景には当然ながら社会構造の変化もあるでしょうし、あとはもう年金がパッツンパッツンになってしまい老後は保障できないから自分でなんとかしなさいねという国の方針もあるでしょう。だから、定年延長が努力目標にされるわけですよね。

でも、定年延長というものは企業からすれば非常に効率が悪いわけで、何らかのカウンター処置が取られるのは当然であり、雇用形態の変化や早期リストラとセットで考えるべきでしょう。ですから企業に就職したって安泰なわけではないし、そもそももう今の若者はそんな気分ではいないと思われます。

「なにかをする」ための原資である時間を生み出すもの

今は、社会に出たときから、いや大学生の時点から、副業や投資といったものを意識せざるをえない。本来の業務のほかに何らかのかたちでお金を生み出す仕組みをつくって、自分の人生の安定化をはからなければならないということですよね。パートナーを選ぶにしても、相手の「自立力」がどんどん重要になっていくでしょう。

そして本業以外に何かをする、というときに原資になるのは、やっぱり時間ですよ。

もう一度、先のチャート図を見ていただきたいのですが、「これまでの」生き方の場合、就業時間以外は何をしようがとりあえず人生が保障されているので、飲酒行為と非常に親和性が高いです。一生けん命働いて、疲れを癒すために酒を飲み、さらに働いて酒を飲み、というパターンですよね。このような生き方が古来からずーっと続いてきたわけですが、いよいよそれが不可能になりつつあることを実感いたします。

そして右の「人生100年時代の」においては就業時間以外の時間を使って自己研鑽し、いわゆるパラレルキャリアを身に付けなければならない。大げさに言えば、人類は一大転換期を迎えているのです。嫌な世の中といえば、その通りであります。

ただし、です。逆に言えば、現状、上手くいってない人間にとってはチャンスが大きな世の中だと言えるのではないでしょうか。そして本業以外の部分で勝負となれば、その時間を生み出すために酒をやめる(そしてテレビ視聴もやめる)というのはアリかなあ、と思いますし、それが大逆転の一番簡単な方法なのかもしれません。

カテゴリ別インデックスページはこちらです。

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする