コンプライアンス大好き世代が台頭してくると、ますます酒飲みは窮屈になるよねという話。

酒やめて、1265日。

戦後自由民主主義の番人ですと?

今回のコロナ禍で、あらためてメディアが信用できないことを確認したと何度も書いてきましたが、やっぱりその中でも象徴的だったのが、韓国のコロナ防疫の件ですよ。

メディアは、韓国が防疫に成功したとさんざん礼賛しています。そして日本は見倣えと主張してきました。

韓国が防疫に成功しているのかどうか、本当のところはわかりませんが、もしそれが事実だとしても、それはやっぱり国民を管理してる社会だからでしょう。

一方、いわゆるオールドメディアは「自由」大好き「管理」大嫌いです。朝日新聞などは「戦後自由民主主義の番人」を自認していますからね。

にも関わらず、「管理」の韓国を賞賛し、返す刀でアメリカ、とくにトランプ政権を貶めています。でも、アメリカがこんなにも感染拡大してしまったのは、日本のメディアが大好きな「自由」だからというのは誰の目にも明らかです。

そういえばメディアは、マイナンバー制にも徹底反対してきました。監視社会の到来、というふうに評してきましたね。

にも関わらず、「管理」で防疫成功した(と言っている)韓国を上げまくりなのはまったく矛盾しており、「信用できねー」の大きな根拠になります。

で、こういう風なダブルスタンダードは、メディアに代表される自由と平和信奉者に多く見られるものです。批判は超得意だけれども、謙虚さベースの自己メタ認知はまったく得意ではありません。

人に迷惑かけない、自分も迷惑かけられたくない

さて「自由」と「管理」でいえば、もう一般的な感覚では、管理のほうがいいですよ。少なくとも若い世代はそう思っているでしょう。

「コンプライアンス」という点で、それが厳しい社会のほうがむしろ居心地がいいと感じていることは確かでしょう。

これはおそらく氷河期世代以降に共通した感覚だと思うのですが、人から迷惑かけられるのは大嫌いです。そして自分も人に迷惑かけないということを厳しく実践しています。

そうしたコンプライアンスの厳しさを求める世代が台頭してきて、人口の大きな割合を占めるようになってきています。ですから老害のように社会に甘え他者に甘え、にも関わらず、他者に対しての批判精神旺盛な人たちが、あちこちで軋轢を生んでいるのだと思います。

で、人から迷惑かけられたくない世代は、当然ながらもう酔っ払いからも迷惑かけられたくないんですよ。まあ、元アル中のお前がどの口で言うのかという話になってしまって大変恐縮なのですが。

ただですね、酒やめると酒飲みのうざったさというか社会に対する甘えみたいなものがものすごーく目につき、ああいやだいやだになってしまうわけです。自戒も含めて。

私も迷惑かけてきたクチなんでしょうけど、少なくとも「老害×酒害」になる前に酒やめて良かったと思うし、コンプライアンスの厳しさが心地よいと感じる世代と何とか今後も共存していきたいものです。だから共存させてください(笑)。

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