「仕事に全振りしてる場合じゃない」は「酒飲んでる場合じゃない」。

酒やめて、2864日

稼げばいいってもんじゃなくなっている!?

一昨日、「マネーリテラシーが人生ハックに昇格しようとしている今、ますます酒飲んでる場合じゃありません」といった話を書かせていただきました。ダラダラとしつこく書いたわりには読み返してみると言いたかったことを伝えきれてない感があるので(実力不足)、続きというわけではないのですが、もうちょっと深掘りさせていただきたいと思います。誰にも頼まれていませんが。

要は、今、円も安くなっているし、給与水準――フリーランスの場合はギャラですが、それも先進国の中で際立って低い。そして物価だけが上がっている。今までだったら物価も超絶安かったので暮らしていけましたが、そうした大前提も壊れつつある。公務員給与と年金は物価連動で上がるんでしょうが、大企業を除く民間はなかなか追従しないし、フリーランスのギャラとなればなおさらです。

こうしたことに加えて国民負担率が5割になんなんとし、いわゆる五公五民という江戸時代並みの状況があります。ざっくり言えば手取りも半分になりつつあるということですよね。むろんこの辺は収入にもよるんでしょうけれども。ともあれ、普通に考えて「働いて稼ぐ」ことのプレゼンスが極めて低くなっている。

一方で、たとえばNISAなどは投資上限はあるもののいくら儲けようが非課税ですし、iDeCoも貯金した額が控除されるといってもいいチート技です。また現状、資産から収益が発生しなければ、固定資産税などを除き、それに課税されることもない。

というわけでしつこいようですが、働いて稼ぐ意味みたいなものが相対的に小さくなっているんですよ。一例を挙げると、私の先輩で、いつも忙しい忙しいという人がいて、同時にその人はいつも金がない金がないと言っています。このことが現状てやつをよく表わしてるのではないでしょうか。

じゃあどうすればいいかといえば、このところ、それについていくつかのエントリを書かせていただきました(参考「夢の住民税非課税世帯を実現するためにはどうしたらいいか。もちろん酒飲まないことが大前提なんですが」「民主主義のパラドックス!? 切り捨てられた大多数がサバイバルするためにはどうしたらいいか。もちろん酒は飲みません(二度目)」)。もちろん私は金融のプロではないし肌感覚でしか言えません。けれども働いて稼ぐことと、マネーリテラシーを身に付けていることの価値が近接してきているとも感じます。

ただし酒を飲んでいると、そういうことに頭が回わらなくなるんですよ。働いて稼ぐだけで精一杯になるし、また当然ながら投資に必要なタネ銭をつくることもできない(参考「タネ銭がないとにっちもさっちも行かん世の中になってもーた。ますますもって飲んでる場合じゃありません」)。

片付けラレネーゼは頭のなかも同じ?

でもって、金融リテラシーの実践を含め「働いて稼ぐ」以外のことをやっていく、すなわち「仕事に全振りしない生活」をするためには、生活のこまごまとしたことに優先順位をつけそれを確実にこなしていくことが必要になり、いやいやいや、ホントに私の場合、飲酒時代はこれがまったくできていませんでした。

(以下、プロモーションを含みます)

さて、ここからはアフィリエイトすまん、なのですが、その生活再構築の第一歩が、これまた私の肌感覚ですけれども「掃除」だと思います。酒をやめてしばらくは経済力も復活しないので投資もできない。では何をやるかというと、私の場合ひたすら掃除とランをしていました。

「ラン」はともかく「掃除」にフォーカスすると、高校の時に教師から、机の上や引き出しがぐちゃぐちゃの人は頭の中もぐちゃぐちゃ、とよく言われていまして、まさに私はそのパターンでした。それが大人になって酒を飲み始めたので、さらにぐちゃぐちゃになっていたのです。そういえば、先に挙げた「忙しい×金がない」の人も掃除する気力がないと言っていました(参考「「飲酒習慣→汚部屋」が象徴する、酒の本当の恐ろしさとは」)。

繰り返しますが「仕事に全振りしない生活」は、まず身辺を物理的にきれいにする、すなわち捨てるものを捨てることから始めないとなかなか上手くいきません。

それが大がかりになりそうな場合はプロに任せてみる、というのも、一つの投資であるかもしれないというお話(プロモーション?)でした。

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