ついに、いよいよ、まったくもって、酒飲んでる場合じゃない時代に突入したのかもしれません。

酒やめて、1500日。

震災復興税は江戸時代の「諸国高役金」と同じ!?

今年も自分の分の確定申告はとっとと終わらせたので、今、父の申告に取り掛かっています。

それにしても、震災復興税が気になるところです。被災地に行き渡らずハコモノ利権になっているという報道も導入当時はなされていました。江戸時代に富士山が大爆発したとき、幕府は全国の村々から「諸国高役金」なるものを取り立てましたが、被災地にはその1/5程度しか使われなかったといいます。それと変わらんやろーてな感じですねー。また東日本大震災以降もさまざまな災害が日本を襲い、じゃあそちらへの援助との整合性はどうすんのよ、とも思ってしまいます。

コロナが一応の収束を見たら、またぞろ「復興」の類の増税があるでしょうし(しかも基礎控除額の引き下げなどの姑息なかたちで)、災害が起きるたびに増税じゃ、これも江戸時代と変わらんで。てか、コロナ復興予算は中国に請求するのがスジってものでしょう。あートランプさんがいてくれたらなあ、とマジで思いますよ。

それはともかく――。去年の今頃も書きましたが、酒やめると確定申告のようなタスクが実にサクサク進みます。ちょっとしたスキマ時間を見つけてやったりもできますし。飲酒時代はいつも提出期限ギリギリで前の晩に徹夜などして、とにかく頭の中がぐちゃぐちゃでやっていたことを思うと、まったく我ながら隔世の感があります。

もちろん、こんなことは普通の人は普通にできるんでしょう。普通のことを普通にやりなさいと高校の生生がよく言っていたけれども、これができるようになるのが断酒なのかもしれません。まったくもって今さらで、自分の愚かさが際立ちますが(苦笑)。でも飲み続けてたら一生気がつかなかったでしょう。

飲まないで調べる考えるは、サバイバル要件!?

さて父の申告をやっていて改めて気づくのは、今までどれだけ損しとったんやあということです。税理士さんの助けを借りていたこともあるようですが、まあ要は経費をまったく計上してないのですね。

年金のほかに講師などの仕事もしているので、交通費くらい計上しても良さそうなのですがやってません。でも、こういう高齢者ってすごく多いと思うんですよ。また年金だけで生活している人でも、確定拠出分は約一割源泉されていますので、公的年金等控除額を算出した上で、配偶者控除や基礎控除(昨年分では10万円アップしています)を引けば、源泉された税金が一部戻ってくる可能性は高いのです。

それでもそうしていない年金生活者も多い。たぶん税収システム自体も、申告したらもっと節税できるのにしない人がかなりの数いることを前提としているのでしょう。

福祉もそうですよね。受給資格がある人全員が申告したら絶対に予算が足りなくなるといいます。だから手続きを複雑にしているわけです。あらかじめ申請しない人を見越して予算を立て、それで「福祉でござい!」にしているという構図があります。

でも、もうこういう欺瞞(?)みたいなシステムがもう通用しなくなりつつあるんじゃないかと思います。

一つのきっかけは今回のコロナによって、誰もが、国の福祉と無関係ではいられなくなったことがあるでしょう。ある意味ドラゴン桜の桜木先生の言葉――「税金、年金、保険、医療制度、給与システム。みんな頭の良いやつがわざと分かりにくくして、ろくに調べもしない頭の悪いやつから多く取ろうという仕組みにしている」をすべての当事者が実感したのではないでしょうか。

そしてもう一つはやはりIT社会の深度化です。今回の給付金その他の対応でIT化の遅れが非常に目立ち、本当に必要なところに給付が届かない、その一方で給付金バブルが生まれるという状況があります。でも個人の収入・資産状況とマイナンバーが紐づいていれば、いわゆる個別最適化された給付が可能になるわけですよね。おそらく今後はそういう方向に進んでいくでしょう。

ただ、そうなると予算は足りなくなるので、やはりそこはそれで新たなハードルがもたらされるし、現在の携帯料金や保険などにもみられるように民間の契約はさらに複雑化するでしょう。さらにIT化が進み人が介在しなくなれば、当然、自分で調べてやらなければいけない部分が増えますよね。要は、桜木先生の「ろくに調べもしない頭の悪いやつから多く取ろうという仕組みにしている」は、IT化AI化によってさらに顕著になるのです。

そうした中で取り残されるのが、ある意味、酒飲みではないでしょうか。まあ断酒者的に言えば、ですけれども(笑)。

酒を飲むと、そういう細かいことを調べ、考えることがほんとに嫌になってしまうんですよ。そして人任せになります。人任せにできる相手がいればいいですけれどもできない場合も当然ながらありますし、そうなると、何度も桜木先生の言葉を引用して恐縮ですが「取られっぱなし」の人生が続いていくわけですよね。

もう日本も貧乏だし、社会全体にも余裕がなくなっていますので、取られっぱなしだとほんとに生活が困窮していきます。昔のように「金で解決できる」人はどんどんシュリンクしていくでしょう。

とにかく自分で調べて考えて動かなければサバイバルできない時代では、まったくもって酒飲んでる場合じゃないですよね。

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