時間がない時間がないという感覚がホントになくなったなあ、という話。

酒やめて、2572日

忙しいと感じると飲みたくなるからヤバいのだ

毎年1月に比較的大きなプロジェクトが入り、その前後でレギュラーの仕事を調整しなければいけないので私にしては忙しくなります。しかも確定申告があり、今年からはインボイスという厄介なものも付随していて、どの程度厄介なのかはやってみないとわからないのですが、とりあえず会計ソフトに打ち込むための下準備に着手しています。

というふうに書くと「忙し自慢」のようであり、確かに私も昭和の人間なので、忙し自慢的なことは昔からよくしていました。そして会社員時代は、仕事をしているふりが上手いという評判(?)を取ってました。まあ昔は、仕事をするよりも仕事をするふりをするのが仕事という側面はありましたよ(言い訳)。今でも一部業界はそのようですが。

そしてそうした忙し自慢をする向きも、同年代、あるいは諸先輩にはいまだにいますけれども、今の私の場合は、忙しく感じると飲みたくなるので、なるべく忙しくしないようにする、あるいは忙しく感じなくするようにしています。なので、ホントに飲酒時代とは対極に来てしまった感はあります。

ですが、やることがいっぱいあるという事態は、ときどきながら確実に発生してしまいます。

もちろん私は子育てが終わっていますし、そもそもぼっちなんで、家庭に関してやることはないのですが、ただこの齢になるとやっぱり親の介護で手が取られたりもします(老老介護)。が、それも父がホームに入って一段落しています。

酒さんは3つの方法で時間を奪っていく

と、私事に関する前置きが長くなって申し訳ないのですが、そのような状況のなか、たとえ仕事の分量が多くなっても、なにしろ仕事くらいしかやることないので、こつこつやっていれば気がついたら終わっていた、ということにはなります。

酒さえ飲まなければ。

ということであります。

酒をやめると時間がわさわさ湧いてくるとはいつも書いていて恐縮ですが、いや、ホントにそれを実感します。そしてこれって逆を考えればわかりやすいのかなあと、今さらのように思ったりもするのですよ。

酒を飲んでいた時代は、まあいつも時間に追われていました。とくに確定申告などは前日徹夜してやるといった状況でした。ちなみに今は、父の白色申告もやっているのですが、これは3時間程度でできてしまいました。

誠に余談ながら、年金生活者も確定申告したほうがいいと思いますよ。というのは「公的年金に係る雑所得の速算表」というものがあり、収入区分が「130万円以上410万円」の場合、所得は「収入金額×0.75-27.5万円」です。これに社会保険料控除と基礎控除をあわせれば、医療費控除がゼロでも課税所得は収入の半分程度になります(青色申告だともっと少なくなる)。一方、確定拠出分の年金は7%近く源泉徴収されていますので普通に考えてこれが戻ってきます。

と、それはともかく話を戻せば、飲酒習慣があると、まったくもって時間がなくなります。①酒を飲んでいるとあっという間に時間が経ってしまうことがまずあるし、②翌日、上手く頭が働かなくて効率が悪いということもあるのですけれども、③早く酒を飲みたいがゆえの焦燥みたいなものが生まれ、とにかく少ない時間でやってしまうと焦るからかえって時間がかかるといったことが起こりがちです。この①②③のコンボの人生破壊力に、時間がありあまっている今、あらためて思いを馳せるのであります。

逆に言えば、(酒飲まずに)時間があれば、なんでもできちゃう感が強いですよ。

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