コロナ後の外食飲酒文化がどのようになるのか、余計なお世話ながら考えてみました。

酒やめて、1742日。

「ニッポンだけが復活」お願いしまーす!

先月末に、いわゆる禁足令が解けて、今月に入ってからというものの、社会は平常運転になりつつあるようですね。これはなんでも日本だけの現象だそうで、ここで一発、コロナレスの国際競争力を発揮してニッポン復活の狼煙を上げてほしいものです。他国は一度緩和した金融を引き締めにかかっているとのことで、その局面を生かしてほしいと思います。そしてリベンジ消費などと言われますが、空前の好景気を呼び込んでほしいのであります!

さて、それでは夜の巷に人が戻ったのかということについてですが、私は夜の巷に出てないのでよく分かりません。いや、何回か出たかな。まあ戻っているのかなあ、とも思います。昼については、私が昔、昼飲みしていた店の前を通ったりしますが、そこそこはいますが満員御礼ではないです(コロナ前は昼でも満員だった)。体感、五割戻りといったところでしょうか。

そんなこんなでよく分からないが正直なところですけれども、ただネット上では、時短要請がなくなったけど戻りは三割ぐらいかなあ、みたいなお店サイドのコメントをみました。平常運転というふうになってないようではあります。それでは、もう少ししたらコロナの前に戻るのか、みんな夜の巷で酒を飲んだりコミニケーションしたりするようになるのかということについては、これはたぶんないと思います。何割か戻っても何割かは確実に失われるでしょう。

こういうことを言っては飲食店の人には申し訳ないですが、コロナの何が良かったって、無駄な飲み会はやめましょうということが是認された点ですよね。そしてこれが復活するかというと、コロナによって「出ない権利」を獲得している人はしているので(自分でそう決めた人も含めて)、それはないでしょう。少なくとも、前のようなわけにはいかないと思われます。

Amazon Primeやkindleの価値は若い人ほど大きくなる!?

あと、ですね、コロナ自粛で本来使うべきでお金が使われなかったわけですよね。ゲスい話ではありますが、私たちの業界でも、その浮いているお金をどう引っ張って来るか、みたいことは会議の議題であり課題となりました。

だから当然、空前の好景気に湧いている業界もあります。もちろん補助金バブル、融資バブル、あるいはその前からの金融の大幅緩和もあり、お金がだぶついているという背景もあります。お金の行き先はクルマだったり金融投資だったりするのでしょうが、身近なところではお家の中のお楽しみ業界です。

そうなのですよ、今さら私などが指摘するまでもないことですが、コロナの大きな特色としてみんながインドアの楽しみを知ってしまったということがあげられるでしょう。ツーリズム、外食飲食に使われていたお金がインドアアミューズに移った。そしてかなりの数が「おそとよりもおうち」と思うようになった。その構造は揺り戻しはあっても、構造自体は変わらないでしょう。

私なんかのことを言えば、飲酒時代も断酒してからも、わりに出歩くのが好きなほうだったのですが、コロナを経験することでインドアもいいのかなあと「意識改革」したクチです(参考「酒やめたらインドア大好きに! 新型肺炎でさらに拍車!?」)。とはいってもテレビは視てないですし、ゲームもやらないですけれども、それでもAmazon PrimeとKindleがあれば、という感じですね。

で、そのAmazon Primeなのですが、昔、観たかった映画などがプログラムにあります。近所のレンタルビデオ屋で探したけどなかったような作品も、タダで観られます。

しかし、ですねー、こっちの感性がもうジジイなんでなかなか感動できないんですよ。しかも途中で投げ出したりもします。タダだから、ということもありますが。

若いうちにAmazon PrimeやKindleがあれば、すげえよかったなあと思いますよ。若いうちほど、優良なコンテンツ体験のエフェクションが大きく、それは人生に何かをもたらす、といってもいいからです。

ともあれ、おうちアミューズが確立されてしまった、なおかつ飲み会を断る権利、もっと言えば「つながらない権利」も確立されてしまった。この二点を持ってして、外食飲酒文化もかなり変貌していくのではないでしょうか。この辺も、断酒の追い風になりますよね。

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