酒やめて、1992日。
酒以外の時間浪費術を知らなかったのだった
本当にいつも書いていて恐縮ですが、酒をやめると、それまでの人生では考えられなかったほどの大量の時間が湧いてきます。でもだからといってこいつをダラダラとやり過ごそうという気にはならない……というか、それができないのです。なぜならば、酒という最強最凶の時間浪費術を駆使していた(駆使させられていた)人間としては、それ以外の時間浪費術を思いつかないからです。
酒に匹敵する時間無駄遣い術であるテレビも、酒を飲みながらでないとまったく面白くないので視る気が起きなくなります。で、今思ったのですが、テレビってもしかしたら、酒飲んでいる人間を想定して、こんなんでよかろうレベルのコンテンツをつくっているじゃないでしょうか。だからこそ、酒のコマーシャルを先進国としては異例なほどがんがん流しているのでは。うん、そうに違いない違いない(勝手な判断)。
ともあれ断酒者の場合、湧いてきた時間を意識して有意義に使おう、今まであまりにも無駄遣いしていたので、なんとか取り戻そうという構図になるのでは、と勝手に考えております。
そしてこの「大事に使う」は、時間と同じく酒をやめると湧いてくる「健康」にもあてはまります。
ストレスフリーのなんとありがたいことよ!
酒をやめると、当然ながら健康になります。単に各種の数値が良くなるだけでなく、要は身体の不調によるストレスがないということです。これはなんとありがたいよと思ってしまうんですよ。
酒飲んでいた時代は、何となく調子が悪いなんとなくどこかが痛いみたいなことが常態化していて、それがやっぱりストレスになっていました。そしてストレスが脳を毀損することも最新の脳科学でわかっているので、この酒起因の身体不調によるストレスが頭をあぽーんにし、仕事が上手くいかず、身体的ストレスだけでなく社会的ストレスも抱えてしまうということに相成っていました。今思えば、ですけれども。
今はといえば、少なくとも身体的にはストレスフリーです。繰り返しますけれども、ストレスをずっと抱えながら生きてきた人間としては、ストレスフリーのありがたみというのがもう本当に涙が出るほどありがたいんですよ。健康=身体的ストレスフリーがこんなに気持ちよかったんかあああああ!というわけです。
だからこの健康というものを大事にしようと考え、医者に行くのはまったく嫌じゃなくなったし(わしゃ健康のためなら死んでもいいジジイですなw)、もちろん歳のせいでいろいろ出てきますけれども、とにかく早め早めに手を打ってストレスフリーを維持したいという思いが非常に強くなったのですね。
むろん、このストレスフリーをもたらしてくれる健康を維持したいということが、大きな断酒モチベーションにもなっております。
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