野球テレビ観戦衰退と飲酒衰退は軌を一にしているのかも、という話。

酒やめて、1924日。

tv watching

テレビがあるとついつい野球中継を観てしまう!?

現在長期出張中で、ビジネスホテル暮らしが続いています。ビジネスホテルだとテレビが視られます。私は自宅で仕事をしているフリーランスですが、自宅にはテレビ受信環境がないのです。

いや、アマプラ用にテレビモニターはあるんですけど、ただアンテナがないので電波受信できません。だからNHKが来たら、どうぞどうぞしたいのですが来ませんねー。アンテナがないことを確認しているのかもしれません。もし来たら中国語で対応しようと計画しているのですが。

それはともかくホテルではテレビがあって視ることができます。なんとなくつけていると、野球とかやっているわけです。書類整理などしながら、ついつい観てしまうと、別に真剣に観てなくても手が止まり結構時間が経っていたりします。もったいないもったいないです。

野球を観ると2時間なりかかってしまい、しかも酒飲みながらだとあっという間に経ってしまいますよね。別に、どちらかのチームを熱心に応援しているわけでもないのに。でもって、昭和のお父さんは仕事終わって家に帰って、ビールをプシュして野球を観ていました。文字通りの国民的パスタイムだったと思います。

暇つぶししている暇はないよね

でも今は、いつも書いていて恐縮ですが「その2時間で何ができるの」って社会になっています。それを野球テレビ観戦で潰してしまうのは、あまりにももったいない。

またかつてはキラーコンテンツと言われたプロ野球も、地上波放送は限りなく小さくなっています。

もっともその分、観客動員数は増えているようですね。つまりイベント化、体験化しています。そういうふうに「体験」として観るのはとても意義あることだと思うんですね。しかも今は自分の「体験」を発信できる時代ですし。

私だって、昔、西武球場で観た松坂大輔の、いかにも運動神経の塊のような躍動感のあるピッチングフォームと、まさに糸引くように走るストレートは今でも覚えていますし、そのような体験としての野球観戦を持てたことは幸せだと思っています。

だから体験としての野球観戦は別にして、問題はテレビ野球観戦です。野球の暇つぶし能力は先に記したようにかなりのもので、ここに酒が加われば、スーパー暇つぶしパワーを発揮します。

でも今の社会状況だと、暇をつぶしている暇がない。暇だったらいろいろできる、いろいろしなきゃ将来に備えられない社会においては、酒飲んで野球観てる場合じゃない。そういうことに気づく人は気づき、あるいは若い人のなかには本能的にこれってめっちゃ不合理やん、と悟っている人もいるでしょう。

一方、いやー今日もよく働いた酒飲みながら野球観ようおっともうこんな時間だ寝なきゃ、で大丈夫の人ももちろんいるでしょうし、そういう人はそれでもいいと思います。でもそういう人はだんだん少なくなっている。

そして野球観る時間がもったいないと感じる人は、酒飲んでその時間があっという間に過ぎてしまうのは超絶もったいないと考えるのではないでしょうか。

いや、繰り返しますが、自分の趣味として球場に行くとか「活動」「体験」ならいいと思うんです。することないから野球でも観るか酒でも飲むかというスタイルは没落していくのではないか、ということを言いたいのでありました。

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