酒やめて、1398日。
酒飲まずにやることないから「なにか」するかー!
いつも書いていて恐縮ですが、酒やめると時間がわさわさと湧いてきます。そして気力≒エネルギーが蘇ります。だからこの二つを使って「なにか」しよう、というふうになります。
て、実際にはそんなかっこいいものじゃないですけど(苦笑)。
飲酒時代は、ちよっとでも時間があると、というよりも時間がなくても、つまり飲んでる場合じゃなくても、酒飲んでいました。前述の「なにか」は、常に飲酒だったわけです。しかしそれがなくなってしまうと、しょうがないから「なにか」するかーてな気分になり、お金がかかることはできないので、それは趣味に類することよりも、日常の細々としたことだったり、今、やらなくてもいい仕事だったりになります。必然的に。
不思議なことにぼーっとしていよう、とか、ゆっくりしよう、とかはあまり思わないのですよ。
長年、飲酒することが習い性になっているで、酒飲まずにダラダラするのはかえって難しいのです。もちろん「なにか」してないと、飲みたくなるという理由もあります。
で、その仕方なくやる「なにか」がやがては人生を好転させてくれる……ともいつも書いてますが、そこまでロングスパンで考えなくても、ああ一日あるといろんなことができるんだなあ、という実感を得ることができます。これは大きな発見でしたねー。飲んでない人、あるいは適正飲酒の人にとっては当然のことなのかもしれませんが。
酒やめると当然ながら、朝起きられます。二日酔いというものがないからですね。加齢もあるんでしょうが(苦笑)、5時くらいにはもう横になっていることに未練がなくなります。早寝しているから、というのも当然あります。なにしろ夜、遅くまで起きていると飲みたくなりますからねー(苦笑)。
で、起床一番プランクしたりして脳に刺激を与え(参考「酒やめてから始めたプランクの、やる気促進機能は半端じゃない件」)、完全に覚醒した後、今、必ずしもやらなくていい仕事などを前倒しでやっていくのです。繰り返しますが、やることないですから。
「時間の貯蓄」が将来を照らす!?
酒を飲まずに余った膨大な時間を、意識して他のことに振り向けるということは、断酒者のおおいなる特権、アドバンテージだと思いますねー。こればかりは通常生活者にはわからない感覚でしょう。
考えてみれば飲酒時代は、まず飲酒がファーストプライオリティとしてあって(そんないいもんじゃないですが)、余った時間に、とにかく当面やらなければならない仕事や雑事をこなす、といった感じでしたので、いわゆるゆとりの時間がまったくなかったのです。
ですから、いつも何かに追い立てられるように生きていた、と言ってもいいと思います。
しかしながら酒やめてからは、これまで述べてきたようにどんどんタスクをこなせてしまい……というのは正しくなく、酒飲めないしすることないのでこなさざるを得ず、それがゆとりの時間をもたらし、時間マネジメントをラクにしてくれます。追い立てられるのではなく、自分で時間をコントロールできるのですね。だから、アクシデントに遭うリスクも少なく、アクシデントへの備えもできる、といった感じでしょうか。
そうやって生きていると、将来に向けて「時間の貯蓄」をしているという実感があります。いや、そうなのかどうなはわかりませんが。ただ、そうした思いが、モチベーションにはなります。
「お金の貯蓄」は、なかなか難しくても、「時間の貯蓄」はやろうと思えばすぐできる点が大きいと思いますねー。
で、それは「お金の貯蓄」以上に将来を明るいものにしてくれる――と、思いたい、というか、そう思い込んで生きていきます( -`д-´)キリッ