酒やめて、1207日。
失われた2ヶ月間をどう過ごしたか
緊急事態宣言の全面解除とあって、ようやく世の中が回り出した感がありますね。フリーランスで定収入皆無の私の仕事も何とか動き出し、先が見えてきたので一安心です。そういう方も多いのではないでしょうか。
ただしこの2ヶ月間ほとんど仕事がなかった私の場合、数ヶ月後にはその影響が出るでしょう。やれやれ……ですわ。
まあただいつも書いていて恐縮ですが、酒やめて生活をミニマムにしていますので、その点はマジで良かったと思いますよ。今、酒を飲んでいて、酒のための「固定費」(そう、固定費なのです)が確保できないとなると、これもマジで絶望的な気分になっていたでしょうし、またそういうお金を使ったら使ったでいろんなところで破綻をきたしたでしょう。あるいは借金なんてことも考えられたかもしれません。
だだもっと大局的に考えると、ポイントになるのはこの失われた2ヶ月間、あるいは3ヶ月間をどう使ったか、ですねー。実は自分のことを言えば、いろいろやろうと思っていたのですが、半分もできなかったのです。でも酒を飲んでいたら、なーんもできなかったでしょうねー。
で、そんな自分のことは一応棚に上げておいて、ですね、私に限らず断酒ブログ界隈、断酒ツイッター界隈では、酒飲んでたら何もできない、将来的に差がついちゃうということを、自戒を込めて主張してるわけですよ。つまり断酒者の視点から、酒飲まないで良かった、この暇な時間を有効に活用できる、あるいはできたというものですね。
実はみんな始めていたのだった!
そして意外というかやっぱりというかなのですが、仕事が動き出して仕事仲間と話したりすると、これ、実はみんなやってるんですよ。酒飲んでいる、飲んでいないにかかわらず、です。
この、あえてコロナ休暇と言わせていただきますが、少なくとも私の周囲のフリーランスの人たちは、なんらのかたちで、将来に対する仕込みを始めています。それは、次世代のことを考えてのことでもあります。今の常識では考えないような、激変の時代を生きていかなければならない自分の子どものために、将来的に収入を生み出す仕組みをなんとか構築しようとしているのですね。あっぱれです(他人事みたいに言ってる場合じゃないんですけど)。
繰り返しますが、もう飲む飲まないは関係なく、これだけ暇が与えられたのだから、それを活用して将来に対して何かをやるのは当たり前、日本社会のデフォルトになった。そう言ってもいいと思います。
我々世代やそれよりちょっと下でもそうなのですから、若くて考えている人は、本当にこの2ヶ月で成長したと思われます。
ということは、この2ヶ月間、飲んで過ごしてしまった人は、結構取り返しのつかないことになったという理屈になりますよね。
あー、酒やめて少しでも将来に対する布石を打てた、少なくとも、そうした意識を持てて良かったと思いますよ。
今後、こういうことは度々起こるでしょう。そのたびに、昔の私のように飲んでいたら、どんどんどんどん取り残されていく。そしてそれは、自分の子どもにもなんらかのバッドエフェクションを与えてしまうでしょう。
なにしろ意識の高い人だけじゃなく、みんな始めていることなんですから。