断酒ブーム(仮)×オンライン化でコミュニケーションはかなり変化するよねって話。

酒やめて、1202日。

オンライン飲み会には参加したことないけれども……

以前、酒飲まない飲み会は、それはそれで楽しいという話を書かせていただきました(参考「「飲み会で酒を飲まない」と、それはそれでいろいろ面白いぞ!」)。飲酒時代は、飲み会は酒飲んでいるからこそ楽しく、それがすべてといった感じでした。飲まなくなり、それで飲み会に参加すると以下のような三つの発見があります。

  • 他人の酔っている姿を観察でき、そこそこ楽しい。
  • ビジネス飲み会の場合、絶対に言質を取られない、あるいは言質を取ることもできる
  • 楽しいメンバーだと楽しいが、楽しくないメンバーだと全然楽しくない。だから②ができる

それでは、オンライン飲み会ではどうか。私は残念ながら、そういうものに参加したことがありません。

ただ、毎年恒例で6月はじめにやっている学生時代の集まりが今年はオンラインになりましたので、そこでどうなるかなあと楽しみにしております。一つ言えるのは、全国に散らばってなかなか東京に出て来れないようなメンバーもオンラインなら参加できるので、それはやはり素晴らしい点でしょう。

というわけで、オンライン飲み会には参加したことがないけれども、オンラインミーティングというかオンライン打ち合わせは、この巣ごもり期間中何度かやりました(仕事仲間で、やたらとそれが好きな人がいるのです)。やっぱり電話より全然便利ですよね。電話しながらパソコンのモニター上で書類をお互いに開いて、えーと何ページの~あ、そこじゃない、もうちょっとスクロールしてその右端のチャートの……なんてやらなくていいですからね。向こうで資料をモニターに出してポインタで示してくれると、私のような者でもやっぱり理解が早いです。

余談ながら大学生にオンライン授業について訊いてみると、やはりチャットでいつでも質問できるというのがいいと言ってました。対面授業だと質問の時間が授業の最後になり、それも数人に限られるので、誰でもいつでも質問でき、すぐではなくても答えてもらえるのがオンラインの良さだと。

ただ、それは参加意識のある学生ですよね。参加意識がなければ、対面授業以上に心が離れてしまいそうです。私の学生時代にこのようなものがあれば、絶対、身を入れて聞いてはなかったでしょう。

オンラインコミュニケーションは人間のアバター化をうながす!?(大げさ)

さて、私は今のところ、初対面の人とオンラインで話すという経験はないのでよくわからないのですが、経験者に聞くとやっぱりコミニケーションの機微が分からないので結構気を使うとのことでした。

まあでも、もうそういう機微や忖度の時代じゃないような気もします。オンラインだったら打合せでも極端な話、下は短パンでも何でもいいわけですよ。そんな恰好でモニターの向こうの人に気をつかっても仕方がないですよね。

女性の方にはオンラインならではのメイク術や照明術もあるらしく、当然ながらモニター越しだと顔の「アラ」が目立たない(失礼!)そうで、その特性に特化したメイクをするということは、アバター化するわけですよ(重ね重ね失礼!)。

まあそうしたことに象徴されるように、飲み会も含めオンラインだと、ドライな感じあるいはマイペースな感じが全面に出てきて、人情の機微みたいなものが薄くなりますよね。あるいは、オンラインは人間をそうしたしがらみから自由にするものなのかもしれません。

実は、酒をやめることも、ある意味、冒頭にも記したように、旧来型のコミュニケーションからの脱却です。先日、断酒ブームについて書かせていただきましたが(参考「「断酒ブーム」「しらふブーム」マジでキター! なのでしょうか」)、この断酒ブーム(仮)による断酒者の増加とオンラインとの相乗で、人類はコミュニケーションや人間関係から、かなり自由になれるのかもしれませんね。

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