確定申告で実感! 酒やめるとタスクが超絶サクサクこなせてしまう件。

酒やめて、1123日。

確定申告が終わりました。昨年は初めてのe-Taxということもあって結構手間取ったのですが、今年は本当にあっという間に済んでしまいました。

憧れの「すきま時間活用」が実現!

2月は仕事が立て込んでいて、でもそのすきま時間にちょこちょこやって、仕事が一段落ついた途端、ほんの数時間で仕上げて提出したという感じですね(前年e-Tax申告していると書類が来ないということを知らなかったので、それで若干手間取りましたが、来年からは大丈夫……というか、来年まで覚えていて、同じ愚を繰り返さないようにしなければ)。なんだか呆気ないくらいです。

思えば高校時代、結構ハードな運動部活をやってるやつが、宿題はすきま時間に済ませているなんて話を聞いていて、帰宅部だったのにも関わらずいつも宿題が終わらなかった私は、すきま時間活用人に超絶憧れていたのです。それがこの齢になって酒をやめたことで、ようやくその憧れが実現できたという感じですかね。超絶遅すぎですが(笑)。

もちろん高校時代は酒を飲んでいたわけではない(ちょっと飲んでた)ので、タスクがサクサクこなせない、ダラダラやってしまうというスタイルはもともと持って生まれ持っていた性向だったのでしょう。それが酒をやめて改善された。新しい人間に生まれ変わってようで嬉しいです(大げさ)。断酒にはそれぐらい力があるということかもしれませんね。

もう確定申告は「大仕事」じゃない!

さて、飲酒時代は確定申告がもうほんとに大きな重荷でした。T.S.エリオットの詩で、ミュージカルでも有名になった「ネーミング・オブ・キャッツ」というものがあります。

The naming of cats is a difficult matter.

It isn’t just one of your holiday games.

冒頭の一節ですが、ご存じの方も多いと思います。私は確定申告の時期になるたびに、この一節を思い浮かべていました。この詩と同じで、確定申告はとても休日一日でできるものではない、と。その「大仕事(=difficult matter)」感は半端なかったのです。猫に名前をつけるのに匹敵するほどです。

ともあれ飲酒時代、確定申告に際しては、領収書の山を見ただけでゲンナリしてそれで酒飲み始めていましたからね。そしてちょっとやっては引っかかり、その度にまたビールをプシュしていたので提出するのはいつもギリでした。ですから今年みたいに一ヶ月延長になったりしたら、絶対に4月16日までかかっていたでしょう。

そしてギリでやるということは余裕がないことですから、何か調べたくてもそれができず提出してしまうわけです。幸い、これまでそれで問題が起きることはありませんでしたが、解決できないのでこちらにノウハウも残りません。

ところが今は余裕を持ってできます。以前も書きました(参考「普通のことを普通にできる、普通の時間が流れてます(酒やめてから)」)が、それは確定申告に限らず万事が万事そうなのです。要は酒やめるとタスクが超絶サクサク進むということですよ。確定申告一つとってもそうですし、本来の仕事でもそれを感じます。

サクサクできるのは時間が余るということですから、それで新しい発見もあるし、こちらも成長できます。大げさかつ格好つけて言えばそうなります(笑)。ただ、そうした実感は確かにあります。

そうした余裕を未来のために使えればと思います。まあ、未来のためにというのは理想ですが、サクサクタスクがこなせるのは現実以外のなにものでもありません。

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