「ガンマの数値が大丈夫だから酒を飲んでもいい」を医師の態度を補助線(?)にして深堀りしてみると。

酒やめて、3016日

「絶対飲むな」と言われたことがなかった!?

一つ前のエントリで「ガンマの数値が大丈夫だから酒を飲んでもいい」ということを話題にしました。ちょっと言いきれていない思いもありますので、誰にも頼まれてないけど深掘りさせていただきます。このことを、医者の態度から分析するとどうなるかというのが、今回のテーマであります(大げさ)。

医学的なことについて素人が書くのはSEO的にご法度とされていますが、医者が言ったことを患者視点で捉えるのなら構わないでしょうし、有益な情報(?)だろうと勝手に判断しています。

いや、この「医者の言ったこと」には結構問題があるというと語弊がありますが、「どうなのよ」的ニュアンスをはらんでいると思うのです。

どういうことかというと、私などでも今振り返ってみると、社会人になって最初の検診からガンマの数値が200になんなんとし、そこから最終的に800くらいまで行くわけですが、その間一貫して、「酒を絶対飲むな」と医者から言われたことがなかったんですね。アル中時代後半はずっと医者にかかっていて、ウルスなど肝臓の薬をもらっていましたが、酒量を減らせとは言われても、絶対に飲むな、禁酒だ断酒だとはついぞ言われませんでした。飲むなと言われたのは、アルコール性低血糖で倒れたその時だけです。それ時も、(運び込まれた病院から)開放されたら飲もうと考えていましたが。

脳関係の医師はまったく見解が異なるのだった

(オンリーワンエビデンスながら)このことからもわかるように、医師サイドには、飲むなと言ってもどーせ飲むんやろ~という慢性の脱力感(?)があり、だったら「ほどほどにしろ」の方が患者の実行率が高いという判断もあると考えられます。

さらにもしかしたら、少量の酒なら身体にいいという信仰みたいなものが、いまだに一定の年齢以上の医師にはあるのかもしれません。あるいは本人も結構飲むから理解があるのかも。私なども肝臓の薬をもらいながらも、医師とワイン談義してたくらいですから。

とまあ、それは8年前までの話で、今では「少しのお酒でも身体に悪い」ことは半ば常識化しているので状況は違ってきているかもしれませんが。

さて、これが脳関係の医師になるともう態度は180度変わります。すなわち、一滴も飲むなです。飲んだらどうなっても知らん! です。

父の認知症の関係で、ここ2~3年で付き合いがある医師から聞くようになったので、自分自身の8年前の体験と同じテーブルに並べて比べてはいかんのですが、とにかく酒は一滴でも脳にやばいことは、脳関係の医師の間ではもう常識中の常識であるようです。昔からそうなのでしょう。

繰り返しますが精神科や脳神経科のお医者さんは、ほどほどにしなさいとは決して言いません。私の知っている範囲ではそうです。

このあたりの、それ以外の医師との対比は、なんというかめちゃ鮮やかです。つまりこのことはそのまま、酒の脳への影響ということを鮮明に示しているのではないかと。

原則として火曜日と金曜日の19時に更新しています。

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