断酒とライフハックと不安解消と。

酒やめて、2584日

断酒erだけが有するアドバンテージとは

一昨日、将来的な不安の多くは酒がつくり出しているので、酒をやめればいろんな展開があるといった話を書かせていただきました(参考「「不安は酒がつくり出す」と強引に規定してみる。そうすると見えてくるものが」)。しかしながら、そーはゆーても、不安をつくり出している材料、たとえば「年金だけでは生活できん」みたいなことは現実としてあるわけですから、酒やめたって、それの根本的な解決にはならんやろーという向きもあるでしょうし、アル中時代の私もむろんそのように反応したと思います。

そこで一昨日のエントリについて、もうちょっと深掘りしてみたいと思います。誰にも頼まれていませんが。

結局のところ、いつも主張していて大変恐縮ですが、生活がミニマムになるのがやっぱり大きいのです。私などは現在、低収入ながらも普通に生活できていて、人生においてお金がかかるタームが終わったということを差し引いても収支はいつもプラスです。

酒やめて以来、ミニマムライフのためのライフハックを構築してきてそれが機能しているからとも言えます(ー`дー´)キリッ

そして実はそのミニマムライフの実現においては、機会飲酒者や最初から飲まない人よりも、断酒erの方が有利なのではないかと私はひそかに考えています。

なぜならば、断酒erは飲酒時代、飲酒やそれにまつわる贅沢に支出のほとんどを費やしていたからです。ということは、酒以外の部分ではミニマムな生活が身に付いているのであります! 威張ることじゃありませんが。

ですからここから「酒」という要素を取り除くとミニマムだけが残るので、結構、ミニマムライフがやりやすいということが前提としてあります。

ミニマムライフを構築すれば「現実」も怖くない!?

その上で、酒やめるとなにしろ時間がわさわさ湧いてくるので、ミニマムライフのための工夫にたっぷり時間を使える。試行錯誤もできますし。

たとえば、今年から青色申告にしてみてわかったこともあります。

その青色申告ですが、当初は65万円控除を狙って複式簿記でやろうと思っていて、結局、心折れて単式簿記の10万円控除にとどまってしまいました。来年は絶対に複式でやろうと考えております。

で、そこでわかったこと……というか、こんなことは常識のうちかもしれないのですが、青色申告控除というのは社会保険料控除や基礎控除よりも優先される、すなわち経費に近いものなのですね。収入から経費と青色申告控除を引いた額で、来年度の住民税と社会保険料が決まる。これってめっちゃ大きいことだってなあなんてことがようやくわかったわけですよ。いや、こんなのは多くの人にとっての常識なのかもしれんが、私のような元アル中の愚か者にとっては、一つのライフハックなのであります。

酒やめて初めて、そのような生活についての実質的な武器を手に入れることができた。もちろん酒やめなくても身に付いている人もいるんでしょうが、私の場合、飲酒時代は、そんなことには考えも及びませんでした。

そうやって身に付いたライフハックをもって現実に対抗していける、だから不安も解消できるというな構造になってるのかなあというふうに思ったりもする次第でございます。

そして 結果として、今のような低収入でもお金が減らないというエビデンスがあるのだから、来るべき低年金生活でも大丈夫ではないかと。

まあこのあたりは人それぞれの事情もあるでしょうが、ただやっぱり断酒していることは、不安解消はもちろん、将来に横たわる現実に立ち向かうという点においても、かなり大きなアドバンテージではないかと。

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