「なーんもやることないから〇〇する」が出来るようになったのが、ほんとに大きいのです。

酒やめて、2384日

obon

お盆だけど仕事をしているのだった

世の中、お盆であります。で、私は仕事をしております。海に行きたいという要求はあるものの、台風の影響で波が良いところとできないところがはっきりしており、良いところにはエキスパートが集まってますからね。私などは海入ったらいかん、という事情もあります。

なのでとりあえず海については様子見で、8月いっぱいの仕事は、できるだけ前倒しでやってしまおうという作戦です。

とはいえ、やっぱりお盆なので納骨堂に墓参りに行ってきましたが、例によってお供え物がすごかったですねー。アル中時代だったら盗み酒してしまいそうで、警察のお世話になっていたかも、とも思います。それだけでも酒やめて良かった、ということをあらためて感じている次第です。

ちなみに超絶余談ですが、納骨堂は屋根があるので野ざらしの墓地と違って、供えられた缶ビールや缶チューハイは「清潔」です。で、これはどうするんですかと管理しているお寺の方に訊いてみたところ(興味がめちゃあったので)、「こちらで適切に処理します」とのことでした……。

さて、酒やめて良かったことの筆頭は、納骨堂で盗み酒→警察のお世話リスクがなくなったことではなく、やはり生活全般について、です。

冒頭で書いたようにお盆だけど仕事をしているのですが、別に納期が差し迫ているわけでなく、やることないから仕事でもするか、という感じです。こういうシチュエーションで飲酒時代だったどうなったかというと、当然のように酒を飲んでいたでしょう。

時間が貯まるありがたさたるや!

つまり人生の無聊を埋めるために酒を飲む、と。そうすると、まあいつも書いていて恐縮ですが、ものすごーい勢いで時間が奪われます。とくに家で、テレビのようなだらだらと付き合うタイプのコンテンツと飲酒のコンボとなると、あっという間に半日ぐらい経ってしまいます。飲酒時代のこの「失われた時」の大量さに思いを馳せると、そら恐ろしいものがありますわ。

これまたいつも書いていて恐縮ですが、いわゆるメンバーシップ雇用がちゃんと機能している時代だったら、お盆ぐらい昼から飲ましてくれよ〜で済んだ話かもしれませんが、今はそうじゃない、と。私はフリーランスだから余計そうですが、やっぱり酒を飲まずに何かをするとことの重要性は今の時代、めちゃ高まっていて、だからこそ前倒しで仕事ができるありがたさを感じています。

私の場合、現時点では「なーんもやることないから〇〇する」の〇〇は仕事ですけれども、もちろんそれは勉強でも家事でもふだんできない事務処理などでもいいし、こうしたことでも、やっているうちに脳汁がしょぼしょぼながら出てきてくれて、その小さなやる気か新たなやる気を呼んでくれるということも、いつも書いている通りです(こんなことは普通の人は普通に気づいていることなんでしょうけど、愚かな元アル中は、酒やめてやっと気づいたのだった)。

繰り返しますが「なーんもやることないから〇〇する」の重要性は、マジ感じますよ。たとえば納期が先の仕事を前倒しでどんどん(私の場合は、「どんどん」でもないが)やっていくことは、時間を貯金することであり、その時間は当然、自由に使える時間です。この自由な時間が貯まっていく感覚(それがまた新たな脳汁を噴出させてくれます)は、これはもう生きがいといっていいほどになっていることを確認しているお盆なのでありました。

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