「感染症の時代」にあって、酒による肝機能低下は致命的。ますます酒飲んでいる場合じゃなくなってきた。

酒やめて、1091日。

ここのところずっと博多にいます。しかし博多はほんとに中国人が多いです。街を歩いていると、日本人よりずっと多く感じます。日本人はオフィスの中で働いているでしょうから、結果的にそういう印象になるのでしょう。

ということは、やはり中国発の新型肺炎が心配になります。

「ともに手を洗おう」のとんでもない欺瞞

朝日新聞などは「中国人を排除するより、ともに手を洗おう」と主張していましたが、別に排除なんか誰もしていないって。なにか聞かれれば普通に答えるし、中国人は一人一人見ればいい人です。

それをいかにも、日本人が中国人をヘイトしているように印象づけるのが朝日らしい。なおかつ、そうした自らの主張を、「手を洗おう」という普遍的な感染症対策に結びつけているところが、頭のいい子ちゃんが考えそうなことで大嫌いです。

もっとも私、朝日新聞、購読しているんですけどね。事実を伝える新聞ではなく、読み物としてはよくできていると思います。週刊誌のAERAと統合してはいかがでしょうか。そうしたら「新聞」として認識されないので「罪」も軽くなると思いますが……、て、余計なお世話ですね。

もう一つ、この朝日の主張に違和感を覚えることがあります。私などは断酒したせいか一応健康なので、感染症といっても、まあ罹患した時は罹患したときだよね、という気分でいます。ただしそれは健康体の人の考えです。何らかの理由で免疫機能が落ちている方は、本当に今回の一件はナーバスになっていると思います。ですから、こうした朝日新聞やあるいは政府のお気楽ぶりは、自分の身体のことと照らし合わせて腹が立っている人も多いと推測します。

なぜそれがわかるかといえば、私の亡くなった母が肺がんだったからです。肺がん患者にとって感染症、とくに新型肺炎などの呼吸器系の感染症は致命的です。もし母が生きていたら、私たち家族は本当にナーバスになっていたでしょう。そしてそんな思いを抱いている本人や家族の方が日本には山ほどいるでしょう。

肝機能が低下していると、身近な人の命を奪うリスクも

さて、ナーバスになるのは、実は飲酒によって肝機能が低下してる人もそうなのですね。つまり端的にいえば、酒飲みは感染症に弱い。

以前、過飲酒者は人食いバクテリアに弱いといった話を書かせていただきました(参考「断酒とは、要は小さな夢を一つずつかなえていくことだと思う」)が、当然のことながらその他の感染症も同じです。

そして恐ろしいのは、今回のようなことは降って湧いたわけでなく、世界の構造的にもうこうなっていることです。つまり、一つにはどんどん感染症対策が進み、敵=ウィルスなどもかなり進化しているということ。もう一つは世界がグローバル化とやらでつながり、あっという間にどこかで発生した感染症が広がってしまうということです。

ですからパンデミックの危機は今後は度々世界を襲うでしょう。そうしたときにサバイバルしていくにはやはり断酒していたほうがいい、自分の身体を健康に保っていることが一番の条件になるのではないでしょうか。

いや、アル中あるいは過飲酒者は、別に感染症で死んでも本望と思っているかもしれません。私もそうでした。でも今考えると、自分が感染症に罹患すると、当然ながら周りの人にも迷惑をかける。たとえば肺がんの母に、肝機能低下ゆえに感染してしまった私が媒体となって、新型肺炎を伝染してしまったら……、と思うと、死んでも死にきれません。

そういうことを考えると、「パンデミックな時代だからこそ断酒」も、あながち無理スジの主張ではないのです。朝日と違って(笑)。

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