納期に追われて生きるか、ルーティーンを大切に生きるか。

酒やめて、1808日。

迫りくる「納期」に対する焦りとともに人生があった

年が明けて以来私にしては珍しく仕事が立て込んでおりますが、忙しアピールしてくる輩には、いや暇ですよと答えています。そのほうが何かと追求されなくて済むのでラクです(笑)。

というよりも「忙しさ=市場価値」は、我々世代でもう終わりなんでしょうね。忙しさアピールされても、ばっかじゃねーのとZ世代は思ったりするのでしょう。

それはともかく、そんなふうに仕事が立て込んでくると、気になるのは私のような定収入皆無のフリーランスにとっては「納期」ってやつです。

考えてみると飲酒時代はいつも納期に追われて仕事をしていた、つまり納期に追われて生きていました。納期に伴う焦りとともに人生があったという感じです。大袈裟ではなく。

そりゃまあそうで、飲んでいる合間に仕事をしていたようなものであり、なおかつ頭がいつも濁った状態だったので効率よく仕事なんてできるわけなかったからです。よくぞそんな綱渡りを長年にわたってやってきたもんだと思いますよ。もちろん、妖精さんのように黙って離れていったお客さんもたくさんいたことでしょう。

今は、仕事の量は減っていますけれども、ほんとにサクサクできるし、驚いたことに前倒しで進められるし、納期前に仕事が終わってしまうことも度々です。

なおかつこれまた驚いたことに、お客さんから「信頼していますから」と言われることもままあるようになりました。別に自慢じゃなく、この俺に対してそんなこと言うなんて親の顔が見てみたい、てな感じで、ちょっと信じられない思いがしています。

「地頭のいい子」と同じステージに立った!?

でもじゃあ仕事優先でやっているかというとそんなことはなくて、ブログを書いたり、今は白内障の手術をしたので休止中ですがサーフィンに行ったり、あるいは筋トレをしたりと日常のルーティーンのようなものを大切にしていて、仕事は二の次です。自分の中で相対的に仕事のプレゼンスが下がったということでしょうか。それでもできてしまうのだから、仕事が少なくなったことを考慮しても、重ね重ねですが驚きであります。

その要因あるいは勝因は、やはりいつも書いている通り「時間」ですよね。酒やめて湧いてくる時間と、そしてエネルギーがあまりにも大きいからです。

しかも、これもいつも書いていて恐縮ですが、酒やめたおかげで仕事のようなことでもしょぼしょぼながらも脳汁が出てくれるので、それがまあ楽しい……とまではいかないけれども、「乗って」サクサクできるという側面もあります。

いつぞや、とある高名な教育評論家の方に、地頭のいい子とはどんな子か、といったことを伺ったことがありますけれども、その方は、勉強を勉強と思わず遊びなどと同レベルでこなしてしまう心根が、地頭のよさのベースにはあると言っておりました。そんなレベルの高いことと私のケースを一緒にしたらいかんですが、ただ酒を飲まず、そして日常ルーティーンを優先したおかけで、仕事を仕事と思わず、サーフィンのような「楽しいこと」を含むルーティーンと同レベルで扱えるようになったのが、やっぱり一つの進歩なのかなあと、今さらながら感じたりもしますよ。もうちょっと早く気づいていれば、人生かなり変わっていたなあ、と(汗)。

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