「死ぬまで働け」の時代では見た目も重要。ますますもって酒飲んでいる場合じゃありません。

酒やめて、2816日

「酒やめると若返る」とは、どういうことか

このブログの過去四半期の人気記事ランキングを見たら「なぜ、酒をやめると若返るのか」が1位に来ていました。ということは、このテーマについて触れればPVアップが見込めるわけで、そうした野心(?)含みで、酒をやめるということとルックス向上の関係について今一度、考察してみたいと思います。ここのところ取り上げてきた「うっかり認知症にもなれないご時世だから、その要因を排除していくことは思っている以上に重要かもしれない」「結局、酒さんの前に「勝ち組」はいないってことだよね」といったことにも関連するからです。

つまり「死ぬまで働け」の時代においては、齢食っても脳を清明にしておく必要があると同時に、死ぬまで自分の見た目にも気を配らなければいけないわけですよ。ジジイ界隈的に言えば、これ以上、薄汚い爺にならないよう努力するということですね。むろんジジイに限らず、老若男女問わずすべての人に当てはまることでしょう。

そうしたことを考える大前提として、酒は老化を促し、薄汚い爺に導くということがあります。むろん肥満の要因にもなります。なので、酒をやめると若返るとはよく言われるところです。それはむろん代謝が良くなり内側から若返るといったこともありますが、外側、つまり見た目も良くなるということもまたあると思います。

私の場合ですと、まず赤ら顔が解消されたことが大きかった。これは比較的早く現われた変化で、酒やめてほんの1ヶ月程度でまったく気にならなくなりました。さらに私に限らずに言えるのは、余計な水分が抜けて輪郭がはっきりしてくるということですよね。

体重が減る、スマートになるということもよく指摘されるところであるけれども、この辺は酒の代替として甘いものを求めたりするし、米の飯のドカ食いをしたりもするので、一概には言えません。またアル中者の場合、つまみよりも酒だけを求める傾向にあり、かえって痩せているという現象も起こりがちなので、なおさらです。

ただし一つだけ、内臓脂肪によるぽっこりお腹は改善されると断言していいです。ビール腹とはよく言ったもので、これはたとえ甘いものを酒の代替として摂取していても、一日、30分程度の筋トレを行えば、みるみると言っていいくらい引っ込みます。私の場合は、甘いもの食べつつ筋トレも、でしたが、私の父は断酒と規則正しい食生活だけで引っ込みました。85歳過ぎてからでもそうなのだから、普通に誰でもこの恩恵は受けられます。

ただし皮下脂肪によるぷよぷよお腹はなかなか厄介で、これに対しては、やはり自己流ではない科学的な筋トレや糖分制限などを組み合わせなければならないでしょう。このあたりは私の今後の課題でもあります。ただ、ぽっこりがなくなるだけで「見た目」は全然違ってきて、Tシャツなども着るのが楽しくなります。

見た目改善の原動力は自己肯定感!?

とまあ、断酒して起きる見た目の変化を書き連ねてきましたが、やっぱり一番大きいのは自分の見た目に興味を持つというか、改善しようという意思がむくむくと芽生えてくることではないでしょうか。

酒をやめると自己肯定感がアップします。それは断酒しているという「成功体験」が自己肯定感を醸してくれるから(私のようにそれまでの人生で成功体験らしきものを持たなかった人間はとくに)ですが、それ以外にも、飲酒以外のドーパミンの出し方を脳が覚えたり、あるいは幸せ物質のセロトニンが生成されやすくなったり、要は「科学的根拠に裏付けられた前向きな心持ち」を手に入れられるからでもあります。

そうしたところに持ってきて、見た目を改善すれば、さらなる自己肯定感を得ることができる。案外、これが大きいのかなあとも思います。

見た目といっても、もちろん持って生まれた顔かたちや背の高さは変わらないのですが、「体形」と「肌」と「歯」だけは自分の努力(ケア)によって向上させることができますよね。

「体形」については先ほど記した通りですが、「肌」と「歯」に取り組もう(?)とするとお金かかりますけれども、そこにお金をかけることのできる、その経済力も、酒やめると生まれてくるという面も確かにあります。

ただし、お金をかけずに行う方法もありますし、この辺はいくらかかっても語り尽くせないほどではありますが、こうしたことについてノウハウのようなものが蓄積されるということもやはり大きいかなと考えています。よろしければ過去記事(「断酒でルックス向上」カテゴリ一覧)も参考にしてみてください。

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