苦労は克服するよりも避けて通るのがいい。でも酒飲んでると、なかなかそれができないんだよね。

酒やめて、1920日。

Hardship

「苦労しろ」は決定的にアウトオブデイトだ!

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」なんて教訓がありますよね。そのココロは、苦労を克服した経験はその後の人生を切り拓いていくメソッドに転化できるというものだと思います。でも、そうなのでしょうか。

「苦労」には当然ながらストレスが伴います。もちろんストレスなしで克服できる人もいて、それが理想なのでしょうけども、まあレアケースです。そしてストレスが身体ばかりか脳を劣化させることがわかっています。だから、一生働けの時代、一生脳を使わなければいけない時代においては、ストレスは溜めないに越したことはない、したがって苦労もしないに越したことはないわけです。もちろん人生なかなかそうはいかないのでしょうけれども、意識して苦労(≒ストレス)を最小限にする、という考え方は必要だと思います。

ところが、ですね、飲酒習慣があると、「苦労」というものを背負い込みがちになってしまうのですよ、残念ながら。

というのは、一昨日も書きましたが、酒飲んでるととにかく時間がなくなるので短時間でいろんなことをやらざるを得なくなり、そうすると仕事のミスなども多くなり、当然、苦労に結び付きます(参考「飲酒時代は、なんで俺の人生こんなに上手くいかんのかなあと思っていたのだった。もちろん理由がありました」)。まあ、そらお前が悪いんやろー、なことですが(汗)。

経済的な苦労ももちろんあります。私などはフリーランスでずっと仕事をしているので、入金の心配というのが常にあります。

で、大量飲酒習慣があるとどうしても経済的にカツカツになりがちなので、入金の心配がある仕事を受けなくてはならないのです。そうすると、苦労が発生するのですよ。我々の業界には、入金入金言うやつはろくな仕事ができん、みたいな昭和フィロソフィの持ち主もご健在なのでなおさらです。

このあたりのことは、ドラマなどでも経営者の苦労みたいな感じで美談に描かれがちですが、そんなことはしないほうがいいです。なぜなら繰り返しますが苦労はストレスを伴い、とくにお金の面でのストレスは脳を劣化させるからです(参考「「あの人は酒飲んでいるからね」と仕事上で恣意的に評価されてしまうのが恐いのですよ」)。

酒飲んでいるがゆえに苦労を背負いこむのだった!

とまあ、ここまでは一般論の範疇からもしれませんが、実は怖いのはその先であって、その苦労をなんとか克服したとすると、それがある種の屈折した成功体験になったりして、そして俺はこのぐらいできるんだあと勝手に自分で規定しまた新たな苦労を背負いこむのですね。そうすると、またまた多大なストレスが発生してそれは確実に脳を劣化させ、先々の人生に負の影響をあたえる、と、そういう悪循環が起きるのではないかと思います。

ともあれ酒やめてから、なんでもかんでも仕事を受けるんじゃなくて、これはできますけどこれはできないというふうに言えるようになりました。なんでも受けなきゃダメだあ、とアドバイス(?)してくれる人もいますけど、そういう人を観察すると、やっぱり苦労を自ら買っていたりします。

これは酒をやめて生活がミニマムになってそれほどお金が必要ではないこと、酒をやめてあらゆることを冷静に判断できようになったこと、あるいはお金がかかるライフステージが終わったことなど、個人的事情も絡んでいますが、とにかく苦労は避けて通るに越したことはなく、それが酒をやめるとある程度できるようになり、それは万人に共通したものではないか、ということを言いたいのでありました。

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