「飲酒」と「趣味の中古外車」が似ている件。

酒やめて、1824日。

日本車が「エンコ」していたですと!?

先日、車を運転しておりましたら、反対車線でエンコ……という言葉はもう死語なのでしょうか、要はなんらかのトラブルによって立ち往生している車がいて、当然のごとく後続は渋滞していました。運転手さんの冷や汗ぶりをお察し申し上げたのですが、その車は初代ホンダ・オデッセイでした。これは意外でしたね。「ものづくりニッポンの終焉」などという大袈裟な感慨を抱いてしまったのです。

昔だったらこのようにエンコしている車は外車(この言葉もポリコレ対象になっているようで最近では輸入車と呼ぶそうですが、ジジイ世代にとっては「外車」は尊称なので使わせていただきます)であると相場が決まっていたのですが。とくにイタリア車とフランス車ですね。

ちなみに、フランス車であるところのプジョーは故障しない車という評判を得ているそうですが、これなんぞ、昔のプジョーを知っている者にとってはまさに隔世の感です。こと新車に関する限り、外車はほんとに故障しなくなったといいますよね。ただし私の友人の外車、これはドイツ車ですけれども、それを運転することがたまにありますが、やはり警告灯の誤作動は多いです。その一方で、カーナビや各種スイッチの位置は本当によく考えられていて運転しやすく感じます。この辺はやっぱりドイツ様だわー。

ただし、と、再び言ってしまいますが、ドイツ車が先導しブームにしようと画策したダウンサイジングターボってやつは、乗り味も出力的にもまったくいいと思いません。そこへ行くと日本のハイブリッド車は凄いと思いますよ。燃費は当然ですが、いざというときに電気の出力を危険回避に使えるところが素晴らしいと思います。「ものづくりニッポンの終焉」なんてことはないです(汗)。この人類全体にとって有益な技術を、自分たちが上手く造れないからといってBEVの暴力で潰しにかかるEU勢にはマジ、ムカつきますわ。それで日本の雇用を奪っていくんですからねー(怒)。

中古外車趣味は「ゆとり」を要する。もちろん飲酒趣味も!?

話を戻せば、新車は壊れなくなった一方で中古外車は、とくに低年式車はやっぱりイメージ通りの「昔の外車」でしょう。そして、そういう車を所有して楽しむという趣味の一分野がありますよね。それについての指南本も出ています。確かに古い外車は魅力的です。私なども、あーアルファロメオ147欲しいなあと思ったりもします。

余談ながら、その手の雑誌では(憧れの)S124メルセデスなんぞに乗っているイケてるサーファーが「多少の故障はありますが」などと突っ込みどころ満載のコメントしてたりして、罪深いと思いますよ(笑)。

こうした中古外車趣味は「ゆとり」が必要ですよね。「多少の故障」時のお金はもちろんですが、時間もそうだし、知識もそうですし、あるいは屋根付きのガレージなどを持てる生活もそうかもしれません。カツカツなのに100万のアルファロメオを買ってしまったら目も当てられないとはよく聞きますし、そもそも「趣味」ですから実用にするにはいろいろ無理があります。100万のアルファロメオにプラスして100万の余裕資金を持つのだったら、200万の日本車買ったほうがいいと考える人は向いてないということです。私なんかそういうタイプですけれども。

そして実は飲酒も同じではないかと思うわけですよ。本来であれば、生活にゆとりがある人のみが飲酒できる。それは、中古外車同様、お金もそうだし時間もそうだし心のゆとりみたいなものもそうだと思います。

ところが、お酒というものは「趣味」にしてしまうにはちょっと特殊なのです。生活がカツカツでも飲んでる場合じゃなくても飲んでしまう。むしろそうであるからこそ、飲んでしまう。私もまったくそうでしたし、これが飲酒の恐ろしさですよ。もちろん、この辺のところに気づいたのも、断酒モチベーションになっているのですけれども。

で、趣味の中古外車ですが、世の中には車変態と呼ばれる人がいて、そういう人は生活カツカツなのに中古のアルファロメオを買います(それはそれでかっこいいのですがw)。そうすると路上で立ち往生してしまうリスクを抱えてしまう。ただ趣味の中古外車の場合、それでも命を取られることはないですけれども(たぶん)、「趣味の飲酒」の場合は、路上で立ち往生すなわち路上寝したりすると命の危険もあるわけで(汗)。

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