「お酒の値上げが家計を直撃」は、二重の意味を持つから怖いのだという話。

酒やめて、2090日。

物価高のなかで酒飲んでいたと思うと……

まあそれにしても、右を見ても左を見ても円安、そして物価高の世相であります。立憲民主党の泉代表などは「政府日銀は円安の責任を取れ」と発言したそうで、これなどはお笑いでもあります。まあ立憲民主と朝日新聞は、理屈と膏薬はどこへでもつくを地で行っています。そのうち、太陽が東から昇るのも本田翼が可愛いのも国のセイダーになりそうではあります。

個人的には、円安とインフレは決して悪いことばかりではないし、条件次第では日本復活の起爆剤になるとは思いますけれども、そういう話を断酒ブログでしても収拾がつかなくなるのでひとまず措いておきます。

さて物価高ですが、私のようなミニマム生活を実践している断酒者にとっても痛手といえば痛手ではあります。ミニマム断酒生活は、先進国一安い日本の物価の恩恵を受けていた部分もかなりありますから。ただ、節約ハックみたいなものは身についているので、なんとかなるかなと。

それにしても思うのは、こうした世情のなかで、いまだに酒飲んでたらどうなっんやろうということですよね、当然ながら。今回、お酒も値上がりとなり、駆け込み需要なども話題になりました。これを期に酒やめてみる、みたいな人もいたと思いますが、その後どうなったか興味があります。余計なお世話ですが。

さて、お酒の値上げで生活直撃みたいなことが言われますが、こと酒の場合、それにかかるお金は、単に酒代が嵩むだけじゃすまない、というところが特徴(?)ではあります。いつも書かせていただいてますが(参考「いくら安く飲めるからといって酒は「固定費」になってしまうから怖いのだ」)。飲酒習慣があると消費性向が膨張しますので、酒代以上の浪費となりがちであるということはひとつ言えます。が、それ以上に怖ろしい「支払い」があります。

酒代は、実はその何倍も支払っている!?

私の場合、今回、手術入院を経験して、やはり医療費の大きさみたいなのをほとほと実感したわけですよ。それでも手術入院だと一回で済みますけれども――以前も書きましたが、高額療養費制度は月をまたがると支払い額が「×2」になるので、なるべく一か月ですべて支払うように日程を調整できればベストかと(参考「【お役立ち記事!?】「入院ハック(?)」について、経験論的にニッチなところをまとめてみました」)――糖尿病などで恒常的に医療費がかかってしまう怖さも、周囲の入院患者さんの例を見て知りました。

稼げるうちはいいけど、(低)年金生活に突入したときに、定額医療費があるとめちゃ痛いと思います。まさに「僕たちには生活習慣病になる自由がない」ということです。

で、その医療費増大リスクを飛躍的に高めてしまうのが飲酒なわけで。それを今回、私などは身をもって証明したかたちになったのではないかと思います。繰り返しますがそれでも「一回」だからまだよかったけど、今の飲酒が将来的に「医療費を払い続ける」リスクにつながると思うと剣呑ですよ。

酒にお金を遣うことは、将来の支払いもどんどん増額しているということにあらためて思いいたると、断酒を続けようという気になるというものです。

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