そりゃ酒の価格だけ見ると激安だけれども。

酒やめて、2758日

いきなり二倍の値上げもあるなかで

このブログでは何度か書いていますが2年前に肝血腫ができ手術をしまして(参考「断酒と闘病」カテゴリ)、その時に肺に「何か」が見つかったので定期的に病院に行って検査を受けています。経過観察というやつです。その病院は検査手術ができるような大きな病院ですが駐車場は良心的で、これまでは診察を受ける人は一律100円でした。

が、先日、受付で駐車場割引の記録をしてもらおうとしたところ、200円になったんですよとすまなそうに言われました。諸事値上げの世の中ですが、いきなり二倍でありますよ。

インフレ率などからいうと120円程度にするのが妥当なところなのでしょうが、おそらくそのためには自動精算機などの仕様を変更しなければならずコストアップになってしまうので100円→200円という大胆な挙に出たのでしょう。

まあしかし、どこへ行っても値上げ値上げではあります。体感としては前述の通り、すべての価格が1.2倍くらいになっています。

が、そうしたなかで値上げしていないものもあります。ご存じ、酒さんであります。いや、輸入酒などは上がっているのでしょうけれども、以前、私が愛飲していた安い缶チューハイの類は、ディスカウント系のスーパーだとやっぱり今でも6本648円だったりするので安いよなあとしみじみしまいます。他のものが上がっているのでなおさら、です。

酒飲んでいると、生活が「大きく」なるのだった

そして、こういう酒だけを家で飲んでいれば、少なくとも経済的に破綻することはないだろうとは感じます。むろん経済的な問題だけじゃないので、そういう選択はないのですけれども、なんというか本能的に(?)そう思ってしまうのです。ただ経済的なこと、その一点に限っても、それでは済まないのです。

先日、結構、象徴的なことがありました。

いわゆる町中華で定食(回鍋肉定食)を食べていたら、近くに座られた方が、座るなり「生!」と頼んだのですね。たぶん450円くらいだと思います。そして私と同じように1000円程度の定食をオーダーしていたのですが、それが来る前に「生」はきれいになくなっており、定食が来たときに生をもう一杯頼み、そして食事中ハイボールか何かを頼んでおりました。まあこまで観察するか、という話なのですが(苦笑)。

観察ついでに非常に余計なお世話ながら会計を推測すると、1000円のご飯で済むところ、2500円ばかりかかってしまうのです。

こういう感じの「課金」は、私もそうでしたから非常によく理解できるのですよ。そして万事が万事こうで、いわば生活が「大きく」なってしまう。このことについても以前、書かせていただいていますが(参考「酒やめて「ストパ」というものを行動基準にするようになりました」)。

まあそれが許される人はいるのですが、ただ、その大きな生活にかかる、経済的な余裕といってもいいと思うのですが、それを他のことに振り向けることができれば、非常に有意義な人生になるのかと、これまた余計なお世話ながら考えたりする次第であります。ホント、生×2+ハイボール(の積み重ね)でいろいろできますよ。

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