酒やめて、3110日
アクシデントは天の「意志」!?
「ふいの出費」というものがありますよね。たとえば冷蔵庫やエアコンなど値の張る家電が壊れたとか、クルマを擦って修理代がかかるとか、その手のものです。また一軒家だと、修繕の必要が突然やって来たりします。
私は持ち家ではないのですが一軒家住まいなので、草刈りぐらいはやらねばならず、見積もりをお願いすると諸事値上がりの中、これまでの倍近い金額だったりします。なので自分でやろうと遅まきながら電動草刈り機を購入したのですが、これもまた私にとっては「ふいの出費」であります。
またもちろん、病気なども「ふいに」やってきたりします。
そして、ここまで書き連ねてきたような「ふい」は、当然ながら年月を経る分、人間でいえば齢を重ねるごとに、その頻度は高まります。草はいつでも伸びるけど。
あるいは、私のようなフリーランスの場合、仕事が急になくなるみたいなことも起こりえます。これは、外的環境つまり東日本大震災やリーマンショックなどに拠ったりしていましたが、加齢とともにやってくる自分の能力の衰えが起因になることも今後は増えるでしょう。その能力低下に輪をかけるのが飲酒習慣だったりしますが、とりあえずここでは措いておきます。
ともあれ、そうした「ふい」を人生のアクシデントと規定するならば、これはもう当然のように起こります。エルヴィス・コステロに言わせれば(というより英語のことわざにあるようだが)、
であります。「will」という単語は「意志に基づく未来」というふうに習いましたが(だから「ウイリアム」という名前は、日本でいえば「高志」ということになるのでしょうか)、この場合の「意志」は「天の意志」としてもよさそうです。
なので、繰り返しますが「アクシデントは起こるもの」です。で、これに対応していかなければならないわけですよ。
アクシデントに立ち向かう武器が奪われてしまう!?
ところで酒を飲んでいると、時間と経済力とエネルギーが徹底的に奪われます。経済力に関しては人それぞれの部分はあるし、酒を飲んでいてもまったく問題ないという人もいるかもしれませんけれども、ただし生活自体がパリピ指向になって飲酒以外の出費が増え(参考「酒を飲んでパリピ的な生き方をする。そのことの人生に対する「効用」がどんどん小さくなっているよね」)、また当然、病気リスクも増大するので、やはり誰の人生にも深刻な影響をもたらすものだと思われます。
で、人生のアクシデントに立ち向かうには、この時間と経済力とエネルギーというものが必要なのでありますよ。当然ながら。
逆に言えば、アクシデントに対処するのに必要な三つの「武器」を奪われるということは、人生のアクシデントに対して非常に脆弱になるということであり、飲酒習慣があると、一つのアクシデントでも、人生に深刻な影響を及ぼしてしまう。ということを言いたいのでございました。
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