酒やめて、2116日。
特権階級に手をつけんと、どうもこうもならんやろー!
NHKの会長が「受信料制度があるから払ってくださいという単純な話ではなくて、良い番組を作っているから払ってもいいよ、という形にしなければいけないと思います。罰則があるから払ってよといったスタイルに行くと私はダメになると思います」(参考「NHK受信契約が19.8万件減。「“罰則があるから払って”はダメになる」」)と発言したそうで、これまでに比べればまともな感じではありますが、これは定例会見の一部を切り取って報道されたものであり、会見全般は相変わらずです。ちょっと毛色の変わったことを言ったのでニュースになったというところでしょうか。でもってこれに対する世間の反応ですが、当然のように「だったらスクランブルにすればいいやん!」です。
NHKはそれと前後して、紅白歌合戦にデビュー間もない韓国アイドルを選出するという一般常識からすればきわめてストレインジな挙に出ていて、こちらについても、一般人とNHKの意識の乖離が抜き差しならぬことになっている象徴のように感じます。
まあ、NHKは現代における貴族ですよね。これはルサンチマンでも何でもなく、事実としてそうだと思います。そして冒頭の発言はじめ一連の主張や施策は、フランス革命当時の特権階級の象徴であったマリー・アントワネットの「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」(実際にはこんなこと言ってないそうですが)と被って見える(聞こえる)わけですよ。
それにしてもNHKの主たる顧客である高齢者層に対する、行き過ぎたシルバーポピュリズムの結果、医療費と年金が今、合わせて年間95兆だそうで、これを賄うために、現役世代に対する増税と社会保障負担増が続いてわけですよ。そうした状況のなかでの「貴族」の存在には、明らかに違和感を覚えます。もはやここに手をつけなきゃどうしようもないやろーというのが普通の感情であります。
NHKと酒は、三つの意味でよく似てますわ
NHKの特殊性というか社会的な「罪」は、
①強制的に金をとっていく
②時間を奪う
③偏向したイデオロギーを押し付ける
といったことが挙げられ、つまり三重の罪です。
でもって、あれ、これ何かに似てるやん、というと、そう、酒でありますねー。断酒ブログだから言うのではないけれど、あまりにも似ています。
酒も当然のように、①お金を奪い、②時間を奪い、そしてNHKが偏向した番組づくりで洗脳してくるように、酒もまた③まともな思考力を奪います。
そして今、繰り返しますが、NHKという存在に、みんなが違和感を覚えるようになっている。受信料がどうの、ということを超えて、存在そのものが、フランス革命時のマリー・アントワネットのようになっている。
さらに繰り返しますが、主に高齢者への福祉を維持するために、現役世代は乾いた雑巾を絞るように絞られている。そう考えるとNHKなんて、脱水前のバスタオルみたいなもんでしょう。
存在そのものが社会の絶対悪であり、もう歴史的使命が終わっています。
そうすると論理的帰結として、①から③においてNHKに酷似している酒さんも……ということになりますよね。少なくともそういうふうに考えるのが、未来を生きる手立てだと確信する次第です。
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