酒飲んでると「次行こう」ができなくなる。この本当の怖さとは?

酒やめて、1900日。

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「改善」できないからストレスが溜まる

ネットが遅いとストレスが溜まります。普通の人はどうするかというと、その原因を調べて改善策を講じるわけですよね、当然ながら。そして契約会社を代えるなら、通信速度や料金のこと、あるいは契約方法によるキャッシュバックの有無なども調べます。

ところが、ですねー、ご存知の通り酒飲んでいると、これができないんですよ。ルーターを再起動したらなぜかわからんけどマトモな速さになったわまあそれでいいかお祝いに酒飲もう、ということになり、問題は先送りされます。

根本解決にならないので、「遅い」が常態化し、ストレスが澱のように溜まっていきます。いや、まあ、ネット環境だけの問題だったらいいのでしょうが、人生すべてにわたってそのようになり、めでたく、ドラゴン桜の桜木先生のご指摘通りの結果となるわけです。これ、ですね。

携帯電話、給与システム、年金、税金、保険、みんな頭のいいやつがわざとわかりにくくして、ロクに調べもしないやつから多く取ろうという仕組みにしている。つまり、お前らみたいに頭を使わずに面倒くさがっていると、一生、だまされて高い金、払わされるんだ。

さらに勤めている人の場合、それがいわゆるブラック労働であったとしても、今日もよく働いたストレスも溜まったじゃあストレスを発散しようてんで酒飲んで、それが何年も続いてしまうと、マジで人生を毀損していくことになります。て、定収入皆無のフリーランスの身分で、勤め人のことを云々するのもおこがましいですけれども。

ストレスを根本解決できないのも酒害ですねー

それはともかく、「ストレスは悪」ということは、もうずっーと昔から言われてましたけれども、ただしこれまでは身体の不調につながるという論点が主流でした。が、最近ではストレスが脳を老化、つまり能力低下させることもわかってきています。

でもって、一生働けの時代にあっては、ストレスによる脳機能の低下は、こりゃ今まで以上に見逃せないことであり、怖さだと思うのですね。ストレスのヤバさは以前から言われていたけれども、今の社会状況としては、よりヤバい「ストレスは悪」になっているわけです。

かつては、どんなに会社でストレス溜めてそれを飲んで晴らすといった生活を続けたとしても、それはそれでよかった。定年まで雇用が保障されていたし、その後は一応、楽隠居できたわけですから。60歳まで脳が働いてくれればよかった。

でも、繰り返しますが今はそうじゃない。だからこそ、脳を毀損するストレス(そしてもちろん酒)の怖さは拡大しています。何度も言ってすみませんが、ストレスを溜めることは、将来を毀損することにあいなるわけですよね。

だから現状、ストレスが溜まるとなれば「次」に行かなければいけない。でも酒飲んでいると「次」に行けなくなるんですよ。なにしろ現状の憂さを酒で一時的に晴らせるのですから、とりあえずそれでオーケーとなる。

というふうに、酒は、直接、脳を毀損し、つまり将来を毀損するのですが、このように間接的にも、将来を毀損してくるのですねー。怖い怖い。と考えるのも、大きな断酒モチベーションではありますね。

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