なぜ、酒をやめると若返るのか。

酒やめて、2752日

「外見」はサバイバル要件だったりする!?

酒をやめると若返るとはよく言われるところです。若返るまではいかなくても老化がとまるということは言えると思います。私がX上で勝手に断酒仲間認定させていただいてるSober curiousさんも以下のようにポストしています。

Sober curiousさんが言われているように、酒によってスポイルされていた「外見」が元に戻るということはあります。私も以前、この問題については取り上げさせていただいております(参考「「酒をやめると見た目が向上する」の理由について検証してみた!」)。

一番顕著なのは、やっぱり水分が抜け顔の輪郭などがはっきりしてくることで、これは誰にでも共通するものでもあり、酒やめて比較的すぐに現われる現象でしょう。あるいは内臓機能が回復するので血色が良くなるなど、要は健康になって内側から若返るということは絶対にあります。ただし、これは現状復帰です。「さらに」というところもあるので、以下、書かせていただきます。

と、その前に言っておかなければならないのは、「外見」はジジイにとっては結構、切実な問題だったりすることです。

老化というのは要は「汚くなる」ということですね。そして、いわゆる楽隠居できる立場であれば、外見がどうなろうが「おじいちゃん汚い」と孫に言われるくらいでどうってことないですが(いや、実はそれが一番切実かもしれん)。

ただし、今の「死ぬまで働け」の世の中では、その楽隠居もなかなか難しい。そうしたなかで、薄汚いジジイになってしまうと世の中に受け入れてもらえません。「外見」もサバイバル要件だったりします。恐ろしいことに。

断酒して生まれる三要素が大切なのだった!

このような社会的な状況を踏まえて酒をやめると、自分の外見に関して気にするようになります。酒を飲んでいた時代はまったく見ることがなかった鏡を見るようになったりします。そうすると、気になるところは山ほどあるのですが、それを直していこうという思いが湧いて来たります。ナルシスト気質になったりもするのですね。これはこれで痛いジジイではあるのですが、断酒に伴う自己肯定感が高まりとともに自分の外見に対しても興味が湧いてくる、と言うこともできます。

そして繰り返しますが、「外見」は社会に受け入れられるという局面(大げさ)ではサバイバル要件です。逆に言えば、薄汚いジジイにならないように気を付けていれば、社会とコミットできるという喜びもあったりもします。

で、具体的な改善の方法ですが、ホワイトニングでも、筋トレによるシェイプアップでも、あるいはスキンケアでもいいですけど、これらの実行には時間とお金と気力(≒エネルギー)が必要ですよね(いや、お金をかけない方法もあるが、その分、時間と気力がかかる)。そして、酒をやめると、わさわさと湧いてくるこれら三要素を、社会コミットのための外見向上に振り向けることができるのがやはり大きいのではないかと、そのように考える次第でございます。

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