日本人が外飲みして酔っ払う。そのための大前提が崩れ始めている!?

酒やめて、3239日

酔っ払っておちおち電車にも乗ってられない

実質移民などで外国人が増えて治安が悪くなった議論があります。そんなことはないとリベラル勢(?)やオールドメディアは言い続けていましたが、実際、外国人の犯罪率が高いというデータが警察から出てそれを裏付けてしまいました(参照「外国人の犯罪率は日本人の1.72倍 警察庁が短期滞在者除いた数字を参院内閣委で答弁」)。

体感としても、街の雰囲気がデンジャラスになったなあとは感じます。これは地区によっても異なるでしょうが、深夜の山手線などは以前とは雰囲気が全然違ってきています。

前にも取り上げましたが(参考「電車の車内がデンジャラス。よくぞ数十年生き延びてきたものだと」)、そのような雰囲気の中に酔っ払った状態でいるのは、実際に危険かどうかはともかく、本能的にヤベえと感じてしまうのは事実です。要は、酔っ払っておちおち電車にも乗ってられない、ということですわ。

そこで日本人の特性ということになるのですが、日本人をはじめとした東洋人はそもそも体質的に酒に弱いので(参考「酒に弱い日本人がグローバルコンプライアンスに対応していくには、酒やめるのが一番ラクな道なんです!」)、外で酔っ払ったりすると多大なリスクを抱えてしまう。しかしこれまでは、日本の治安の良さが、そうであっても大丈夫な、世界でも珍しい環境を創出していました。しかし今や、そういう前提が崩れています。

そして当然ながら加齢とともに酒に弱くなってすぐに酔っ払うようになりますし、正体不明とまではならなくても、判断力やリスクマネージメント力の低下度合いも大きくなる。なので、酒に弱い東洋人で、ある程度齢食ってからも外で飲めるのは「貴族」だけと言えます。タクシーで送ってもらえるとか、そういう人だけですよね(参考「【さらに悲報?】現役時代にも「飲酒格差」は確かにあるのだった」)。

「家で飲めばいいんじゃない」はさらにデンジャラス!?

外でしか飲まないという人もいます。こういう人は機会飲酒者であり、酒との付き合い方がわかっているのでしょう(元アル中からすれば信じられないことですが、案外、そういう人は多い)。しかしそのような人とて、外で飲むことの危険性は高まっているのです。

じゃあ家で飲めばいいじゃないかという考え方もあります。しかし家での飲酒は想像以上に危険です。家で、だと、飲酒がイベントではなく日常になりやすく、アル中への特急券を手に入れてしまう。元アル中の私が、このように言うのも我ながら鼻持ちならないことではありますが(汗)。

ともあれ何が言いたいかというと、今や「外」もダメ「内」もダメということでありますよ。

繰り返しますが、体質的に酒に弱い日本人が外で酔っ払うことについて、これまでは治安の良さが担保していた。しかしその構図も成立しにくくなっている。かといって家で飲むことは、飲酒を日常化してしまい、それはまた別の意味でデンジャラスだ。とまあ、そのような事情を飲酒ということに重ね合わせてみるのが賢明かと。鼻持ちならな言いようで申し訳ありませんが。

原則として火曜日と金曜日の19時に更新しています。

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