酒やめて、3116日
断酒継続は毎日の「決意」が必要ないのだった
一つ前のエントリに「毎日、筋トレして断酒継続するだけで自己肯定感がアップするんだから安いもんだという話」を書かせていただきました。ただ、自分の中で今ひとつ伝えきれなかった部分があるのでちょっと深掘りします。誰にも頼まれていませんが(汗)。
私の場合、断酒継続とともに、筋トレを毎日やっているのですが、では、毎日酒飲まないとことと毎日筋トレをすることとを比べると、これは筋トレする方が「大変」です。
筋トレといっても別にジムに行くわけでなく、自宅にマットを敷いてストレッチと合わせて30分ぐらいやるだけなので、普通に考えればそれほどの負荷でもないのですが、ただ毎日となると、ジジイの身にはつらいこともあり、もう今日はサボってもいいかなあという思いが頭をよぎったりもします。
むろん、やりだすと少量ながらも脳汁が出てくれ気持ちよくなることは長年の経験でわかっていて、「最良のソリューション」というTestosterone先生の教えを実感できたりもするのですけれども、まあ着手(?)するまでがアレですわ。
その点、酒を飲まないということに関しては「着手」する必要がありません。
むろん、今の季節はビール飲みて―などとは思ったりしますし、HALT起因でもう酒飲んだろかーと思うときはあります。ただし繰り返しますが、酒を飲まないということに対しては「着手」が必要ない。「筋トレでもやるかあ」という決意(?)は必要だけど「『酒飲まない』でもやるかあ」は必要ない。さらに「寝てしまえば、酒飲みたいと思う必要がない」ことも大きいので、お腹いっぱいにするとか、風呂に入るとか、あるいは睡眠導入剤を使うという方法もあります。筋トレで徹底的に身体をいじめるということでもいい。
もちろん「寝る」は、何かやることがある場合、採りにくい方法ではありますけれども、とにかく断酒を最優先と考えた場合、そういう方法もあり、それは初期の段階で有効であるとともに、継続とともにその必要性は少なくなってきます。継続が継続を加速させてくれる側面があるのですね。
輝かしくない人生を輝かせてくれるものとは?
とまあ、何を当たり前のことをという向きもあるかもしれませんが、言いたいのはここからでありまして、ともあれ、継続するほどラクになるという事実がある、と。しかし、ですよ、そのようにラクになるのにも関わらず、断酒イコール「自分との約束を守る」ことですから、こちらの効用はいつまでも「イキ」なのですよ。
そして、あらためて思うのは「自分との約束を守る」はなんと輝かしいフレーズであり生き方なのか、ということであります。
先のエントリでも触れましたが、私は「自分との約束を守る」ことなど、これまでの人生でできた試しがなかった、つまり、まったくもって輝かしくない人生を長年にわたり生きてきました(悲)。自慢じゃありませんが。ところが今、自分との約束を守れているという実感がある。こんなglitterな日々が自分の人生に訪れていいものなのかと思うと、ちょっと信じられない気がして、それだけでなんというか自己肯定感が爆上がりなのでございます。
原則として火曜日と金曜日の19時に更新しています。
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