酒やめてから始めた「アウトプット」は、最高の暇つぶしだという話。

酒やめて、2708日

「やることない」はかなりヤバいす

以前、同窓会に関連して「断酒によってお金のかからない「時間潰しハック」を身に付けておくことは、存外大きな意味を持つのかも」といった話を書かせていただきました。その中で、なぜ(定年後も)働いているかといえばやることないから、という人間について記しました。そして彼は、やることないと昼から飲んでしまうよ、と言っていたのですね。そう、本当にその通りで、飲酒は最も手軽なレジャーです。

なので、もろもろの状況から酒やめなきゃならない人間――飲んでる場合じゃない人間と言ったほうが正確かと思いますが、そういう人間はリタイヤ後、あるいは今は死ぬまで働けの時代なのでセミリタイヤ後ということになるでしょう、とにかく現役バリバリではなくなるにあたって、やることないがないようにしないといけない。その対策(?)を考えておかなければならないと言えます(リキんで言うことでもないけど)。

なおかつ私のように低年金の人間は、お金をかけずに「やることないがない」にしなければなりません。だから、同窓会で会った昔の仲間のように働くという手もあるでしょうけれども、それにしたって現役時代のように「バリバリ」というわけにはいかず、当然、それほど稼ぐこともできないので、それ以外の時間の暇つぶしも含めて、低収入でもやっていくライフハックを身につけることが必須なのです。

かつての年金リッチ世代は、「暇つぶし」が海外旅行などだったのですが、むろんそんなことはとてもできない。我々世代にとっては、お金のかからない暇つぶしハックを現役のうちからある程度身に付けておくことは、もはやサバイバル要件だったりします。

でもって、ニワトリが先かタマゴが先か、ですが、「暇だから酒でも飲もうか」にならないためにそれが必要でもあり、また酒を飲まないとそれが身に付きやすいという側面があります。

つまり「飲酒の代替」が「お金のかからない暇つぶしハック」になるという構図が出来上がるのですね。「代替」の王道は筋トレだったりランだったりでしょうが、家の片付けなんていうのもそのうちの一つだと思います。というのは家の片付けというのはいくらやってもキリがないですし、また飲酒習慣があるともっとも手がつきにくいマターでもあります。

そして不思議なことに、酒をやめるとそういうことでもやってみようかという気になります。で、やってみると少量ながらもドーパミンが出てくることはいつも書かせていただいている通りですが、その境地に到達できるのも断酒er特権かもしれません。もっと言えば、その段取りを考えるのも老化防止にもなるのでしょう。いいことだらけやん。

ブログ書きは「奥さんちょっと聞いてよお~」なのだった

そうした中で最高だなと勝手に位置づけているのは、このようなブログでもいいのですが、自分でなんらかのアウトプットすることです。それは自分の気持ちをアウトプットすることでもあります。

ちきりんさんの名言に「ブログを人生の旗艦にしよう」がありますが、言いたいことを言える場を持つのは、暇つぶしという観点からも、要は誰かに話を聞いてもらうことに似ていて、つまり「奥さんちょっと聞いてよお~」(古い)みたいなもんで、最高の「お金のかからない暇つぶしハック」になります。

ブログのように「発信」を前提にしたアウトプットは、誰かに読んでもらえることをモチベーションにする側面があり、なのでそういうモチベーションは要らない場合は小説を書いてみたり、でもいいかもしれません。

ともあれ、身勝手な自分の考えを書いたりするのはストレス解消になりますし、また好き勝手なことを書いた上で、それを読んでいただくに堪えるものに近づける作業は結構時間もかかる。とまあそのような暇つぶしがあれば老後も困ることはないなあ、と。そしてもしかしたら収益化できるかもしれんのだから、さらにいいことだらけです。

アウトプットによる暇つぶしはある程度「慣れ」が必要なので、それを今から取り組んでいるのも意義があると勝手に考える次第であります。

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