酒やめて、1864日。
生活習慣病の「コスト」は高い!
先日、父の付き添いで医院→薬局と回わったのですが、薬局で待っている間にいろいろドキリとする案内が耳に入ってくるんですよ。「〇〇さ~ん、注射器4本出しときますから~」だとか「お会計は7千と〇〇円になります」だとか。
父のかかりつけの医院は糖尿病を得意としているので、その隣にある薬局も糖尿病の患者さんが多いのでしょう、そんなふうになります。それにしても自分で自分に(インシュリン)注射打つとか、薬局だけで医院での支払いとは別に7千円使うとか……。しかも恒常的に、です。生活習慣病は怖いです。そうした身体的経済的コストを支払い続けなければいけないのですから。むろん、生活習慣以外の理由で糖尿病を患っている方にとっては、このようなコスト支払いは理不尽そのものだと思います。
かくいう私も飲酒時代は、やっぱり1カ月に8千円くらいは診療代と薬代あわせて使ってました。もちろん肝臓の薬もあるのですけれども、飲酒に伴う脳梗塞が怖いので血液さらさらの薬だとか、高血圧の薬だとかです。で、これがなくなって金脈を掘り当てたみたいな話も以前書かせていただいています(参考「断酒して医療費削除という隠れ金脈を掘り当てた件」)。
さてタイトルにも書きましたけれども、私は常々健康のために酒をやめるのってダサいと思っていました。案外そういうふうに思っている、あるいは思っていた方も多いのではないでしょうか。そして「健康のために酒やめたら」という人に対しては、何を教条的なこと言ってやがるんでえと反発していました(馬鹿)。
ただ、冒頭の薬代の話じゃないですが、健康が最大の節約であるというふうに考えるとダサくないというか、結構、健康でいようモチベーションが湧いてくるというものです(参考「節約すると貧乏になるという説を、断酒とからめて検証してみた!」)。ここでの健康モチベーションは断酒モチベーションでもあります。
医の論理に取り込まれたくないから
話があちこち行って申し訳ないのですが、今回のコロナ禍にあって「医の論理」というものに対する不信がかなりあるわけですよ。医療は病気をつくるなんて、よく指摘されますが、やっぱそうだったのかーとか思ってしまいます。もちろん現場の医療関係者は大変だったでしょうし、感謝していますけれども、ただ、ここは区別して考えなければならんでしょう。
で、なぜその医の論理に付け込まれる……と言ったらナンですが、なぜそれを頼りにするかといえば、飲酒習慣をはじめとした生活習慣など、自分の身体について「後ろめたい」ところがあるからですよね。そして、冒頭で述べたように恒常的にコストを払うことになります。
これってねー結構怖いことですよ。家計費節約のためには固定費の見直しを、ということで、それが携帯代だったり保険だったりします。それはその通りで、キャリア携帯から格安SIMに切り替える人も多いです。が、その一方で、たとえば血圧を下げる薬などには唯々諾々と「固定費」を払ってしまう。矛盾しているわけですよね。
いや、もちろん身体のことだから別だよ、というムキもあるでしょうけど、ただ、それが本当に必要なものなのか医の論理に取り込まれてのものなのか、自分軸で考える必要があり、そして酒飲まないと「後ろめたさ」がなくなるので、それが可能ということですね。
で、こうした観点からは健康のために酒やめるも別にダサくない、と自分を納得させたりもするのです。理屈っぽくて申し訳ありませんが(汗)。
カテゴリ別インデックスページはこちらです。