上級国民の搾取がなりふり構わなくなっている昨今、実はその上級国民になる簡単な方法があるという話。

酒やめて、2484日

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上級国民の「美味しくいただきました」をどう考えるか

ちょっと前ですが、2025大阪万博についてメキシコが参加撤退するというニュースが伝えられました(参照「メキシコが万博撤退の意向 〝ドミノ〟広がる懸念 食い止められるか」)。結構ショッキングなことで、記事にもありますがこれを契機に撤退の連鎖が拡がるかもしれませんし、あるいは「撤退」をカードに日本から何らかの条件を引き出そうとする国もあるかもしれません。いやー、やりそうだなあ、日本の周りの国は。そんなこんなでもう万博えーやん、が、日本人の一般的な感情だと思います。

で、一昨年のオリンピックの時も明らかになっていますが、結局のところこの手の大型イベントは権益のためにやる、ということですよね。そしていわゆる上級国民と呼ばれる人々が「美味しくいただいちゃいました」する側面があります。

むろんその手のことは昔からあったったのでしょうけれども、ただ日本の場合、その度合いが少なかったので(たぶん)高度経済成長を遂げ一流国(最近怪しいが)になれた面があるのではないでしょうか。国が発展するのは、やはり上級国民と呼ばれる人たちがノブレスオブリージュを持っているか否かということが非常に大きいと思います。

それは、たとえば被援助が最大産業になっているアフリカの国々がなかなか近代化できないことを見ても明らかです。さらに国際機関職員の貴族な生活を維持するために途上国への援助が必要であり、その援助のいびつさのために途上国が発展しないという構造になっているようにも一般人には思えます。

ついでに言えば、オリンピックのD通スキャンダルにしても、汚職ゆーてもIOCの貴族様に工作するためには機密費が要るやろーが、というのがD通の言い分(?)ではないでしょうか。

また貴族といえば、日本において可視化されている貴族の一つにNHKがありますが、そのメディア貴族の平均年収は1500万超えだそうで、そんな貴族のために奨学金借りて最低時給近くでバイトしている大学生が、一人暮らしの部屋にBS回線が来ているというだけで月々2230円徴収されるとか、こら封建時代以上の「搾取」ですわ。

ともあれ今は、上級国民(≒貴族)の「搾取」のようなものがネットなどで可視化されているのはもちろんですが、そのやり口もなりふり構わず(NHKなどはまさにそうですね)、つまり二流国ぽくなっているようにも見えます。

と、そんなことをこのブログで言っても詮ないのですが、言いたいのは、なにかと搾取されている下級国民でも上級国民になる方法があるということです。

低所得者が一番強いのだった!

年金にしても税制にしても、社会が成長しているということを前提に組み立てられていたものがここにきても機能不全を起こし、ニッチもサッチもいかん状態になっているという事実があります。でもって、それがさらなる成長を阻害しているから皮肉ではあります。

ただですねー、そうした中、私自身、低所得者になってみてわかるのですが、この国の税収や社会保障費負担は低所得者に優しいです。おそらく日本が豊かだった時代は低所得者の割合が少なく、そういうことを前提に考えられたシステムの名残かもしれません。

なのでざっくり言えば、今、社会は「働いたら負けだと思っている( ー`дー´)キリッ」状態です。所得をミニマムにして、しかもきっちり青色申告して650,000円の控除を受け(健康保険料もこの控除額を引いた額で算出されるのでめちゃおトク)、その一方で全額控除になるiDeCoをフルに利用するといった生き方をすれば、税や社会保障税負担が優しくなります。

むろん私がフリーランスだから、そして人生でお金のかかるタームが終わったから、このようなことが言えるのかもしれません。だがしかし! コンセプトとしては誰もに共通しているのではないでしょうか。

低所得にするには低収入が前提となります(高収入低所得だと税務署に指摘される)。それは、働く時間を少なくしてその分将来への仕込みをする、そして繰り返しますが税金や社会保障費負担優遇の恩恵を最大限に受けることでもあります。それが、ある意味上級国民になる一番近道のような気がしています。そしてそうしたスタイルには生活をミニマムにすることが必要ですから、酒を飲まないというのは当然の帰結になります。

さらに大きいのは実は精神面で、酒飲まないと何よりもそのような低所得生活になっても精神的に怖いものがなくなります。このブログのタイトル通りですが。

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