「逆選民意識」こそ、断酒モチベーションになるのだという話。

酒やめて、2410日

自称適正飲酒者の鼻もちならない選民意識

一昨日、路上飲酒増殖中をテーマに記事を書かせていただき、その中でそういう状況を高見の見物する断酒erとしました(参考「路上飲み大増殖中問題を、アル中→断酒er的に考えてみると」)。

高見の見物とは、突き詰めていけば選民意識です。世の中、いろんなことで選民意識を持とうという人で溢れていますが、このブログでは、断酒erは進化した人類という選民意識を持って良いのではないかということを一つのテーマにしてきました。

正確に言えば「逆選民意識」でしょう。というのは、現時点では、飲酒者、とくに自称適正飲酒者こそ選民意識を持っているからです。

それはよくいうところの、①俺はちゃんと仕事もしている。だから飲んでいい→②俺は優秀な人間だ」ということです。①の段階はまだ許せる(?)のですが、②の局面にはまったく鼻白んでしまうということは、いつも書かせていただいております。

そしてこれまたいつも書かせてもらっていますが、アル中→断酒erは、そうした輩の「標的」になりやすいのですよ。いわく、お前はアル中だったから酒をやめるしかなかったけれども、俺は適正に飲んでるから、いつまでも楽しく飲める( ー`дー´)キリッ」というものです。

いや、そっちがネアンデルタールでしょ

とくに私が属している業界にはそういう人がそこそこいます。なぜなら業界全体が選民意識の塊のようでもあるからです。でもって私はそのヒエラルキーの底辺にいますので、よくその「〇〇風情ガー」みたいな言い方をされたりもします。

今でもはっきり覚えてますけれども、「娘を留学させたいんですよねー」となんとなくつぶやいたら、「〇〇風情の娘が留学なんて生意気だ!」と言われたことありますからね。江戸時代かと思いましたよ。「うちの倅に学問がやらせたい」→「町人風情に学問など要らん」てな感じです。いや、江戸時代は町人でも分け隔てなく寺子屋に通えたといいますから、江戸時代以下のメンタリティです。こういう連中がリベラルを辞任しているのだから、へそが茶を沸かすとはここういう連中がリベラルを自認しているのだから、へそが茶を沸かすとはこのことです。のことです。

でもって、純ちゃん@北の国からの汚れた1万円札事件やゴローさん@北の国の「子どもがまだ食べてるでしょー」事件もそうですが、このように家族込みで貶められると本当に悲しくなりますよ。

さて、そういう選民意識の塊のような勢力に対して、酒をやめていると逆選民意識を持つことができるわけですよ。

いやいやいや、飲んだくれているあんたのほうがネアンデルタールでしょーがー(顔もなんとなく似てるし)、こっちは進化したホモサピエンスなんやでー、といった具合に。

今の時代、酒を飲まないということは、それだけ社会環境に適合しているということですからねー。

ま、そういう逆選民意識を持つことは、断酒モチベーション足り得ると思う次第でございます。

そして今は「逆(選民意識)」かもしれませんが、それが逆ではなくなる時代も、もうすぐにやってくると確信しております。

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