酒やめて、3309日

なんで借金が「資産」になるんや!?
私事ながら最近、思い立って簿記の勉強を始めました。話題の小説『成瀬は都を駆け抜ける』の一項(同著は短編連作集)に「ぼきののか」というYouTuberがヒロインの成瀬に絡むお話があり、それが、簿記って面白いものなんだなあ、と思わせてくれたのがきっかけの一つです。
また確定申告の準備をしていて、青色申告会の的確なアドバイスと会計ソフトのおかげでできてしまうことはできてしまうのですが、なぜ数字が合うのか、そのからくりがわからず、どうも騙された(?)ような気分になるので、「からくり」の部分をかじってみたかったのです。それが分かれば、確定申告ももうちょっと楽しくなるのでは、と。私の場合、ハーフリタイヤ勢なので、あと何年確定申告するかどうかわかりませんけれども。
さらに私事を続ければ、遠い昔、経済学部に通っていたので、一応、簿記原理なる科目は履修した記憶があり、優を取ったような記憶もあるので(たぶん誰でも優を取れる履修トク科目だったと思われる)、その時は簿記の原理はわかったつもりだったのですが、もうすっかり忘れている……というよりも、学生時代も「つもり」そのものだったのでしょう。だから今回、人類史上最大の発明の一つとされる複式簿記の、「原理」そのものを知ろうと決意したわけです(大げさ)。
でもって教則本やYouTubeでちょっとかじってみると、まず素人的に驚いてしまうのが、「資産」が「負債」と「純資産」から構成されるという点です。
なんで負債が資産なんや? と単純に違和感を覚えます。そして短絡的に考えつくのが、「借金も甲斐性のうち」なのか、ということです。
借金も資産であるならば、やがてそれもできなくなってしまう!?
実はこの考え方はそんなに間違ってないようで、「資産」というものは事業を動かしてくれるエネルギーと考えればいいわけですね。だから借金が事業に使われるのならば、それは資産なのでしょう(たぶん)。
また私の仕事仲間の中には、「年齢上限に達したのでレ〇クがもう貸せねえと言ってきた」といった悲劇(?)も存在していて、これは逆に考えると、年齢の若さや信用もまた「人生の資産」であるのですね。
でもって、そうした「人生の資産」は、事業における資産(バランスシートに示される資産)が事業を動かす原動力であるのとまったく同様、人生を動かす原動力だと言えます。当然ながら。
では、「人生の資産」を構成する要素はといえば、簿記でいうところの純資産、つまり経済力(先に挙げた信用はここに含まれる)はもちろんですが、これにプラスして、時間とエネルギー(当然、若さはここに含まれますよね)であり、この三つを徹底的に削ってくるのが飲酒だと、いつも言及させていただいております。
そして人生では、借金することも、事業同様、必要なケースも出てくるでしょう。ただ飲んだくれているうちに、やがて借金すらできない年齢になってしまい、「原動力」を失ってしまうことを恐れるのであります。
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